[8月5日(金)] アムステルダム |
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夜のコンツェルトヘボウ |
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まずは列車でアムステルダム中央駅を目指す。出国ゲートを出て真っ直ぐに進むとすぐに鉄道のコンコースがある。というか境界が殆どないので、いつの間にやら空港のエリアから鉄道のエリアに入ってしまったという感じ。 切符の自動販売機を見つけたので買おうとするが、現金はお札がだめ、カードもマスターしかだめ。でしかたなく迷いながらも有人窓口へ。二人で6.8ユーロだが、窓口では1ユーロの手数料を取られる。手数料取るのは良いが、それならもうちょっと使いやすい自動券売機を設置して欲しいと思う。 コンコースには、まとまった列車の発着案内というのがなくて不便(もしかしたら見逃したのかもしれないけど)。その代わり、各ホームへ下るエスカレータに、そのホームから次に出発する列車の案内がある。たまたま見つけたホームがすぐに列車が来るとの案内だったのでホームへ降りる。 |
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ICの二等車内 |
全二階建てのオランダのインターシティ。キレイな車内なのに座った席の窓はイタズラで傷つけられていたのが残念。発車してまもなく女性車掌による検札があった。 外を見ると、線路際の壁は落書きだらけ。というより落書きがない壁が無いほど。中には地上の端子や信号機、電柱や列車自体にまで書かれている。欧米の街は落書きだらけとの印象があるけど、ここまで徹底的に書かれているのにはげんなりした。 |
列車は途中運転停車をしながらも、ノンストップで中央駅に到着。東京駅のモデルにもなったこの駅は思った程大きくない。 台湾以来、久しぶりに外気に触れてみて…寒い。今までのエアコンが寒いんじゃなく、どうやらは普通に寒いらしい。これは予想外。数年前、ヨーロッパでは猛暑で死者が出たというのが頭にあって、日本並みの薄着しか持ってこなかった。 |
中央駅 |
さて、ホテルに向かうためにタクシーを探して乗り込む。タクシーはトラムの線路の上をモロに走る。日本じゃ路面電車の軌道内に車両は立ち入り禁止だけど、こちはバスと同じくらいの感覚らしい。石畳の道とトラムの軌道で乗り心地はかなり悪い。途中若い女性が手を上げていると、乗ってたタクシーがわざわざ目の前に停める。おいおい、相乗りさせる気じゃないだろうなって思ってたら、運転手は丁寧にタクシー乗り場を教えてあげていた。美人だったからわざわざ停まってまで親切にしたのかな? でもこの運転手、なかなかフレンドリーで道すがらいろいろ案内してくれる。正面の建物はミュージアムで、レンブラントがあるよとか。おかげでヒルトンは駅から結構離れているけど、あまり退屈しないで15分くらいで到着。メータは17ユーロだったんで20ユーロあげたらにっこりしてた。 |
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運河側から眺めたヒルトン・アムステルダム |
ホテルの周囲は住宅街でとても落ち着いた静かな環境。空港からほぼ直行だったので、到着したのはは朝の11時くらい。でも予めこの時間に到着予定と告げていたので、直ぐにチェックインしてくれた。 予約の時に新婚旅行だとコメント欄に書いていたんだけど、フロントの係りは確認すると「おめでとう」と言って握手してくれた。さらにセレブレーションだよって言ってジュニアスイートにアップしてくれた。 |
ここはベルがいないみたいなので、自分で部屋まで荷物を運ぶ。 部屋に入り、とりあえず長旅の疲れを癒すためにシャワーを浴びた後、観光に行くことに。でもその前に喉が渇いていたのでとりあえずラウンジに向かう。しかし既に朝食の片付けをしていて利用できなかったので、市内地図だけ貰って早々に退散。 |
部屋から見えるアムステルダムの街並 |
ヒルトン・アムステルダムの詳しいレポートはこちらを参照してください。 | |
国立博物館の正面(裏?) |
外は残念ながら雨が降ってきたので、傘を借りて出発。歩いてゴッホ美術館を目指す。 街は至る所で工事をしていて歩きにくい。商店街を歩いて行くが、お店はブティックが多い。他の都市では結構見かけたスーパーの類が全然見つからない。 |
結構歩きゴッホ美術館に到着。しかし入館するのに長蛇の列ができている。今日は諦めて国立博物館に向かう。途中ホットワッフル(2ユーロ)とファンタオレンジ(1.5ユーロ)を屋台で買う。ワッフルは甘くて美味しい。もらったおつりは1.5ユーロだったけど、50セント硬貨の方が1ユーロ硬貨よりも大きくてびっくり。そういえば、ユーロになってから初めてのヨーロッパだった。 | 入口の列 |
庭のオブジェ |
国立博物館も並んでいたけどこちらの方が列が短かめ、5分程で入館できた。建物の外壁に沿って雨樋があるが、その排水口が龍の形をしていておもしろい。それ以外にも庭には不思議なオブジェが並んでいて、待っている間も飽きない。入場券は一人9ユーロ。カードも使える。 傘は入り口のクロークで預けなくてはならず、ここも混んでいて並ばされる。館内はフラッシュをたかなければ写真撮影はOK。レンブラントの絵と中世の武具なんかを一緒に展示してあったりして、違和感を感じる。 |
他に一階には、かなり大きなドールハウスがあってかわいかった。子供用に内部を上まで見れるように階段もついている。陶磁器製のヴァイオリンがあった。どんな音がするのか気になる。 二階にあがると、ここは絵画が中心。館内は日本人もちらほら見かける。11番の部屋を見終わり12番の部屋へ行こうとするが、この部屋に入るのに入場規制がかけられていて、入り口は混雑している。なにがあるのかと思ったら「夜警」だった。初めて本物を見たけど、とにかくでかい!! |
変わった雨樋 |
陶器のヴァイオリン |
最後はおきまりのミュージアムショップ。日本語のガイドブック(5ユーロ)と1枚0.8ユーロ、10枚で6ユーロの絵葉書を10枚買う。 出てすぐの所にある屋台でホットドック(2.5ユーロ)とコーラ(1.5ユーロ)を買う。飲み物はさっき買った350mlでも今買った500mlでも同じ値段だった。 |
時差で疲れていたのと眠いのでホテルに戻ることにする。途中で楽譜屋さんを発見。でも後で行くことにして通り過ぎる。その直ぐ隣にはコンツェルトヘボウがある。ついでなので今晩のコンサートのチケットを買う。窓口の人のお勧めのバルコニーの角の最前列を購入、18.5ユーロ。 ホテルに到着。夜のコンサートのために目覚ましをセットしてお昼寝… |
二階席から見た舞台 |
新旧の壁の間 |
目覚ましで目を覚ます。かなり熟睡していたようで、すぐに起きられない。気が付いたらもう開演30分前をきっていた。急いで着替えて出発する。 既に夜の20時だというのに外は明るい。まだ日本の夕方17時くらいの明るさ。 ホテルの前にタクシーがいなかったのでトラムで行こうとしたが、こちらもすぐには来なさそうなんで、しかたなく歩くことに。10分くらいで到着するが、既に1ベルが鳴っている。 |
コンツェルト・ヘボウの詳しいレポートはこちらを参照してください。 | |
外は夜の22時なのに、空はまだ微妙に明るい。歩いて帰る人がいたので、その人達についてホテルまで歩いて帰る。でも帰ったら奥さんはまだ寝ていた^^; PCで日記を書き始めるが、変圧器のブレーカーが落ちる。触ってみるとすごく熱くなってる。電圧はあってるはずなんだけど…大丈夫かな? 結局怖いのでこれ以降、変圧器を使わないようになってしまいました。 |
客席の様子 |
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