[8月6日(土)]
アムステルダム

市内を走るトラム
トラムや地下鉄の写真はこちらを参照してください。

開放的なラウンジ
朝ごはんを食べに10階のラウンジへ行く。最上階にあるテラス風のラウンジは、窓が大きく明るくて開放的。あまり高層建築物がないアムステルダムの市街が一望でき、朝から気分が良い。
コーヒーか紅茶はいらないかと聞かれてコーヒーを頼む。ホットドリンクだけはラウンジの人に頼んで持ってきてもらう仕組み。
パンの種類が豊富。でもトースターは無かったので、暖かいパンは食べられなかった。他にはカリカリのベーコンにタマゴ、コーンフレーク等。相変わらずヨーロッパのホテルの朝食には、野菜類が殆ど無い。ラウンジ内が狭いせいもあって、食べ物があるテーブルが三箇所に分かれている。
実は飛行機を降りてからまともなご飯はこれが最初だったので、ちょっと食べ過ぎる。お腹がいっぱいになってラウンジを出た。

朝食

野鳥注意の看板
帰ってきたら室内の清掃が終わっていた。しまった、チップを置いていくのを忘れてた…明日は余計にあげとこう。でもチップがなくても、一応きちんと清掃はしてくれたみたい。
さて今日最初は、昨日入れなかったゴッホ美術館へ朝一を目指して歩いて向かう。少し歩くと、ホテルの裏手にある運河沿いに野鳥の群れがいた。近づいても全然逃げる様子がなく、人に慣れているみたい。良く見ると、道路標識にも「野鳥注意!」みたいなのがあり、野鳥どもは堂々と車道を渡っていく。明日はラウンジからちょっとパンを持ってきて、エサでもあげようかな。
歩道を堂々と渡る野鳥

道路が完全に封鎖されている
気を取り直してまた歩き始める。コンツェルトヘボウにさしかかると、道路のど真ん中にバスが止まっており、警察の車両も見える。事故かな?と思って近づいてみると、どうも道路を封鎖しているみたい。車道を完全に封鎖しており、車どころかトラムやバスまで締め出している。でも歩行者は歩道を通ることができた。コンツェルトヘボウの前にはたくさんの報道陣がいる。
誰か有名人でも来るのかなぁ?としばらく野次馬根性を出して誰が来るのか待ってみる。しばらくして数台の黒塗りの車が到着するものの、VIPらしいことは解るのがそれが誰だかさっぱりわからない。
厳重な警備

コンツェルトヘボウ
しょうがないので立ち去ることにするが、その日の晩テレビを見てたら、ニュースの時間にちゃっかり自分達が映ってました^^;これで世界でビュー?どうやら誰かの葬式だったのは判ったものの、オランダ語の放送ではなにを言ってるのか、結局さっぱり判らずじまいでした。
今度こそ気を取り直してゴッホ美術館に到着。やっぱり列ができているものの、昨日よりは入館待ちの列が短かったので、並んで入ることにする。10分程で入れたが、途中から雨が降り始める。入館料は13.5ユーロ。並んでいる間に案内を見ると、どうやら金曜日の夜だけは21時まで入れるらしい。それなら昨日行けばよかったと悔やむ。

美術館地区の公園

朝から行列のゴッホ美術館
朝一で入ったはずなのに、中はやっぱり混んでいる。ゴッホというと個人的には明るい色彩の絵ばかりというイメージ(特に黄色)だったが、初期の作品から精神を病んでる時とか、どちらかというと暗い色彩の絵の方が多かった。
当初、館内が混んでいると思ったけど、帰り際に館内を見てみると入館した時よりはるかに混んでいた。あれでも空いてた方だったのね。
一通り見てまわり、出口でやっぱりミュージアムショップにつかまる。絵葉書と一番気に入った最後の作品のポスター等買う。このとき買ったポスターを閉まっておく専用の三角形のケースがあるのだが、この先三週間もこれを持ち歩くことになることを考えていませんでした…中途半端な大きさで、スーツケースに入らなかったんですね。街中では、同じケースを持っている人を何人も見ました。
市立劇場

路上のチェス勝負
外に出ると、天気は雨が降ったりやんだり。市内を効率的に観光するために、トラムの2日券を買いに、途中ショッピング街をぶらつきながらVVVに向かう。
途中、広場の路上でチェスをやっていた。小さい盤上ではなく、路上にある駒のオブジェをえっちらおっちら動かしながらのを。地元のおじぃちゃんがやっていたけど、意外と顔は真剣そのもの。ギャラリーも見守っていて、真剣勝負の様相だった。
到着したVVVは、外国人観光客ですごく混んでいた。30分くらい並んで、ようやく2日(48時間)券を買う。
これでやっとトラムに乗ることができるので、早速トラムでダム広場へ向かう。途中の運河はすごいひとだかり。どうやら運河でパレードをやってるみたい。これも後でテレビのニュースで見たのだが、ゲイパレードをしていたそうな。

運河はパレード中

戦没者慰霊塔
王宮の前にあるダム広場に到着。広場には遊園地ができていて、かなりの賑わい。そんな人たちの間を縫うようにスレスレでトラムが走って行く。
新教会の中に入ると、入り口で荷物を預ける。一部では写真展を行っていた。内部は広く、圧倒的に天井が高い。床にも装飾が施されているが、普通に歩けるため、かなり磨り減っている。ここは教会自体を見学するというよりは、自治体の広報施設のような雰囲気で、教会とはあまり関係のない展示物が目立った。
ステンドグラス

全体はこんな感じ

天井が高い

床に彫られた彫刻

王族の関係らしい

床の大理石に描かれた世界地図
ダムを出た後、すぐ隣の王宮へ行く。ここは見学できる日が不定期なのだが、今日は開いてるみたいなので入ってみた。
ここは出口と入り口が同じ場所なので、入ってすぐにおみやげ屋さんがある。見てみたい誘惑をふりはらって内部へ。
二階へ上がると、そこは天井の高い大広間だった。大理石の床には世界地図が描かれており、昔オランダが世界を支配していたのを実感する。こいうのを見ると、ついつい日本がどこなのかな〜と探してしまう。
王室にまつわる展示物が置かれており、各部屋が見学できるようになっている。
それほど広くはないけど、見ていて飽きない内容だった。

大広間

高い天井に描かれた天井画

王宮の部屋

別の部屋

王様が使う椅子

展示してあった鍵
王宮を出て一度トラムで中央駅に行き、そこから地下鉄に乗ってアンティークマーケットがあるというところへ行く。しかしもう午後だったせいか、店は殆ど出ていない。
中央駅

聖ニコラス教会
露店がありそこで水を買う。ところがお金を渡そうとした時、自分の背後から手がにゅっと伸びてびっくりする。どうも店先に置いてあるジュースを盗もうとしたらしい。店員がすぐに追い払っていた。
ここで雨足が強くなってきたので、ホテルに戻ることにする。
帰る途中、たまたま近くにあったデパー、マグナプラザに入る。外観は古風で立派な伝統的な建物だが、中は吹き抜けの近代的な建物だった。でも建物自体が大きくはないので、日本の大規模なデパートとはだいぶ印象が違う。中にはサンリオショップがあり、こんなとこでもキティちゃんを売っているのかとびっくりする。
マグナプラザ

アムステルダム歴史博物館
すぐ近くにはスーパーもあり、ここにも寄る。あまりお腹が空いていなかったので、夕食は現地に住んでいる気分でパンとチーズとハム、それに飲み物とスナックを買ってホテルに戻る。

博物館の頂上にあるモニュメント

ダム広場の裏側
部屋に戻るとターンダウンが終了しており、枕元にはナイトチョコレートがおいてある。
バスルームには吸盤で壁にくっつく花挿しがあるのだが、それが落下していて割れていた。

ナイトチョコレート
8/058/07
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