[8月14日(火)]
(その2)
ニューヨーク

CI012
TPE 16:15 → ANC 09:15
ビジネスクラス
[台北→アンカレッジ]
TPE-JFK間の航空券はすでにKIXで発券してもらっているので、簡単なセキュリティを通り抜けて出発ロビーにあるラウンジへと向かう。
時刻表上では1時間しか乗り継ぎ時間がないが、一応ラウンジに入ってCIご自慢のヌードルバーでほっと一息。実は飛行機の中が寒くてしょうがなかった。
中華航空・台北空港・ダイナステイ第二ラウンジの
詳しいレポートはこちらを参照してください
なのでラウンジはさっさと出て上着を買いに免税店へ。だがさすが南国台湾、厚手の上着など全然売っていなかった。
そんなことをしている間に搭乗時刻になったので搭乗口へ向かった。ところが、なぜかまだ入れない。結局30分のディレイで搭乗が始まった。
外は相変わらず台風のような暴風雨だが、これでもちゃんと飛び立てるらしい。少し不安だがこんなところでしょっぱなから足止めをくらうよりはマシだ。
一応なんとか離陸できた。ディレイの原因は荷物の積み遅れらしい。上空に到着し雲を抜けると、そこは晴れ渡った雲上の世界が広がっていた。
そのうち陽も落ち始め、機内ではそろそろ夕食の準備が始まった。

Appetizer
Grilled squid and green papaya salad

Salad
Garden salad with passion fruit dressing

Main Course
Braised chicken in Cantonese brown sauce with rice

Main Course
Braised beef shank with rosemary potatoes
基本的に前菜とデザートは共通でメインディッシュを選択する形。デザートもアイスかケーキのどちらかを選択する。
Fresh fruits of the season
Dessert
Green tea chocolate mouse
Haagen-Dazs ice cream

キレイな朝焼け
食後は爆睡。機内は相変わらず寒くてしょうがないが、毛布を3枚もかぶってなんとかしのぐ。そして気がつけば日付変更線を越えており、2回目の8/14になっていた。なんだか妙な気分だ。
アンカレッジ直前になってスパゲティだか焼きそばだかよく分からない麺類がほんの少しだけ朝食として出された。前菜なのかなと思っていたら、これしか出なかった。
ここでアメリカの入国手続きと税関申告書が配られる。てっきりJFKで入国手続きをすると思っていたが、どうやらアンカレッジで入国手続きをするらしい。入国手続き書はわざわざ日本語用を持ってきてくれた。
キレイな雲上をしばらく飛行していると、次第に太陽が昇ってきて、そのうちアラスカの大地が見えてきた。眼下の山々には8月でも雪が残っているのが見える。
そのうち、無事経由地・アンカレッジに到着した。上空から見るとアラスカの州都の割りには閑散とした土地だ。ただ空港はやたらとだだっ広い。
[アンカレッジ→ニューヨーク]

CI012
ANC 11:15 → JFK 22:15
ビジネスクラス
空港の中も閑散としている。他に到着便もないようで、優先降機できた我々はすぐに入国手続きに入れた。
やはり噂通り左右の指紋の採取と顔写真を撮られた。写真を撮られる時に「笑って笑って〜」と言われてなんだか記念写真を撮られているような気になっておかしかった。だがそれ以外は他の国と一緒で噂に聞くほど全然厳しくなかった。やはりJFKではなく田舎のアンカレッジだからだろうか。
アラスカの民芸品
入国手続きをすませて中に入ると、なんとビジネスクラス用のラウンジがなかった。こんなことは初めてだ。大韓航空のラウンジはあるのだが、Fクラスのみ利用できるらしい。
しかたがないので狭くてなにもない空港内で待つことに。小さいながらも免税店が一軒だけ開いていたのでとりあえず寒さ対策に「ALASKA」と大きくかかれたトレーナーを買った。アメリカに来て最初の買い物がまさかこんなものとは思いもしなかった。しかもその後NYに行っても地下鉄や美術館が寒いので、結果としてこのトレーナーは旅行中一番大活躍した買い物になってしまった。
アンカレッジといえば昔は日系の航空会社もここを経由してヨーロッパに向かっていた。その時からあるのだろうか、日本語、中国語、韓国語で書かれたスナックがある。一瞬ここはどこなんだろうと不思議な気分になった。ちなみに噂の「UDON SOUP」が6.95$と一番高く、なぜか「TAKUWAN」もあり1.35$で売っている。韓国人向けなのか「KIMCHI」も1.5$であった。
そうこうしているうちに再び搭乗時刻となった。台北出発時は30分のディレイだったが今はほぼ定刻のようだ。
また同じ機内に戻る。機内はきちんと清掃されており、一度機外に出たこともあって随分リフレッシュできた。
本来アンカレッジ行きも兼ねているこの便だが、乗客の殆どはNYに行くらしい。以遠権でここから乗るお客さんはいないはずなので、機内は台北発とほぼ変わらない満席状態のままだ。
そのうち出発時刻になった。窓の外を見ると貨物機ばかりが目立つ。この空港の大きさは、貨物便の多さのためだろう。
それ以外にも正体不明の旧式機やDC3と思われる古典機まで不思議な機体を沢山見ることができた。
わずか数時間の滞在だったがアンカレッジを後にした。それにしても上空から見てもなにも無い街だ。
気がつけばまた機内食が出されている。これは朝食という位置づけらしい。どうも長時間飛行機に乗っていると時間と食事の感覚が狂ってしまい、朝食という感じがしない。
Western Delight Chinese Superiority

Fresh fruits of the season
Yogurt
Cereals are also available for your choice
Omelette with creamed chicken and mushroom
Assorted bread served with butter and jam

Four kinds of delicatessen
Plain congee
Chinese side dish
いくらビジネスが多少広いとはいえ、長い間椅子に座り続けているとだんだん疲れてくる。ちょうど階段に近いギャレーは広い空間があるので、背を伸ばしたりするのには最適だ。
客室乗務員はそういう時気軽に声をかけてくれるのが嬉しい。なにか飲み物は欲しいかとかお腹が空いてないかとか。ちょっとした気遣いだが退屈なフライトの中でアクセントになる。
また爆睡をしている間に、気が付くと機体はすでにNY上空にさしかかっていた。写真はブレブレだが、上空からは良くマンハッタンの夜景が見えた。
[ニューヨーク]
JFKにも無事到着。結局予定より30分ほど早く着いたようだ。アンカレッジで入国手続きを済ませたおかげで、荷物を受け取るとすぐに外に出られた。
噂では聞いていましたが、白タクのポン引きは本当にしつこいですね〜外に出るとすぐに何人も声をかけてきます。完全に無視していたら、「タクシーって知ってる?」とまで言われてしまいました…
正規のタクシー乗り場
うるさいぽん引きを振り切って正規のタクシー乗り場へ。今晩はもう遅いので空港近くのエアポートホテルで1泊する。たいていのタクシーの客はマンハッタンに向かうのだろうが、自分達が泊まるホテルのことを運転手は良くしらないらしい。携帯電話をかけながら場所を確認しているらしく、結果きちんとホテル前に到着できた。
約24時間かけてようやくNYに到着。本格的に行動するのは明日からだ。あ〜疲れた。
ダブルツリーJFKエアポートの詳しいレポートはこちらを参照してください
8/14(その1)8/15
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