[8月15日(水)]
ニューヨーク

朝食風景
飛行機の中でずっと寝ていたにもかかわらず、昨晩もゆっくり眠れた。朝食は一階にありいつものブッフェ形式で内容もほとんど変わらない。カリカリベーコンにソーセージ、卵とパンにシリアルにフルーツといったところ。
朝食を終えて早速チェックアウト。マンハッタンまでタクシーを頼むと、ホテルのリムジンなら全部込みで65$で送るけどどうする?と言われたのでそれでお願いした。リムジンと言ってもマツダのMPVだったけど…
ホテルのロビー

タクシーからマンハッタンが見えてきた
いままで外の風景を見ていなかったので外国に来た実感がわかなかったが、タクシーから見る街並を見ているとだんだんとアメリカを肌で感じてきた。道中、中国系のアメリカ人だという運転手は「北京から来たのかい?」と聞いてきた。やっぱり近年中国からの観光客が多いそうだ。
マンハッタンに入ると多少渋滞にまきこまれたが、無事に次のホテル到着できた。だがホテルの正面玄関はどの方向も一杯で止まれない。どこに止めるのかと思ったらビルのど真ん中にある業務用のような入り口から入るとそこにもちゃんとした車止めがあった。さすが、同じヒルトン系だからだろうか、良く知っているようだ。
ホテルの正面
ここでベルボーイが荷物を車から降ろしてくれたが、直接部屋に届けるからと言ってロビーまで先に行ってくれと言う。ロビーまでたどり着いたところでろくに名前も言っていなかったことに気が付いたが、結果は後で見事部屋に荷物が届けられていた。運転手から名前を聞いていたのだろうか?
ちょうどチェックアウトの時間と重なったのかフロントは大混雑。会員専用のカウンターにも案内されたが、そこもなにかもめているらしくなかなか開かない。ようやく普通のカウンターに案内されたが、この時間(午前10時頃)ではまだ部屋に案内できないので12時頃にまた来て欲しいと言われた。
仕方がないのでしばらくホテルの周囲を散歩することに。まずはホテルのすぐ裏にあるセント・バーソロミュー教会。
しばらく歩くとセント・パトリック教会が見えてきた。ただ今日は結婚式があるらしくて中を見学することができなかった。
メットライフビル、昔のパンナムビルが正面に見える。
それから12時頃に一度ホテルに戻ったものの、まだ部屋の用意ができないから今度は15時に来てくれと言う。全く一応一流の老舗ホテルだというのにちょっと期待外れだ。
仕方がないので今度は地下鉄に乗ってニューヨークグランドセントラル駅へ向かう。一昔前のNYの地下鉄と言えば「怖い、危険、汚い、落書きだらけ」というイメージだったが、今は全然違う。安全で落書きも全くと言っていいほどなく、日本の車両ほどキレイではないが汚くはない。便利で安全な乗り物になり観光客やニューヨーカーの足として利用されているようだ。
ニューヨーク市地下鉄の詳しいレポートはこちらを参照してください
グランドセントラル駅はニューヨークの中心部にある。数年前に改修を終えた駅舎は壮麗で見事だ。とにかくなにもかもが大きい。その高い天井には星座が描かれている。
壮麗な駅のコンコース

クラシカルな番線表示
ホームは全て地下にあり、乗り場の案内などヨーロッパとはまた違うクラシカルさとセンスがあってなかなか興味深い。
基本的にこの駅にはMTAの運行する近郊路線「メトロノース鉄道」しかやってこない。なので車両が似たり寄ったりであまり面白みに欠ける。
一通り駅構内を見学した後は地下のフードコートにある「オイスターバー」へ。ぷりぷりで濃厚な味の新鮮な牡蠣を腹一杯食べた。
ニューヨークグランドセントラル駅の詳しいレポートはこちらを参照してください
そのうち時間も過ぎたのでホテルに戻ると例の専用デスクに案内された。また時間がかかりながらもチェックイン済ますと「ベリーナイスな部屋を用したわよ」なんて言う。ウォルドルフで「ベリーナイス」な部屋なんて言われてちょっと期待してしまう。
しかしアサインされたベリーナイスな部屋は…確かに多少広いがそれ以外は特徴の無い部屋だった。低層階で外の眺めもあまり良くない。しかも両隣の部屋とコネクティングルームになっている。幸い滞在中は両隣とも静で良かったが、どうやら両隣の部屋と併せるとスイートになるらしく、この部屋はその中間らしい。スイートだったらベリーナイスな部屋だったんだけどね。
ザ・ウォルドーフ=アストリアの詳しいレポートはこちらを参照してください
ようやくチェックインできてほっとしたのも束の間、今度はロックフェラーセンターへ移動する。お目当ては最上階の展望台、トップ・オブ・ザ・ロックだ。
冬はスケートリンクになり、年末の恒例のカウントダウンが行われる場所。夏はカフェの日傘で賑わっています。
トップ・オブ・ザ・ロックは最近まで閉鎖されていた展望台をリニューアルしたところ。意外と知られていない穴場らしい。入り口の作りも凝っているが、エレベータがまた凝った作りになっている。詳しくは実際に行ってみて体験してみてください^^;
展望台は屋外にあるガラス張りでマンハッタンが360度見渡せる。こんな高いところで外に出れるのは開放感があって気持ちが良い。

エンパイアステートビルも見える

セントラルパーク側
初めて見るマンハッタンの高層ビル群はいつまでみていても飽きない。つい思わず何枚も写真を撮ってしまった。
メットライフビル
屋内のスペースはなにもないが、クーラーが効いていて椅子が置いてあるので、疲れたら休憩できるのが嬉しい。
次はタイムズスクエアへ。まさにNYの中心部。テレビで見たことのある風景が目の前に広がっている。
実はtktsにミュージカルのチケットを買いに来たのだが、夕方のこんな時間では殆どろくなチケットが残っていなかったので諦めてホテルに帰ることにした。
夜10時を過ぎてからエンパイアステートビルに行くことにした。ここはあまりにも混んでいると聞いたので、閉店?ぎりぎりに行こうと計画。確かにそれほど混んでいなかったが、お店は殆ど閉まっていた。
今回はNYシティーパスで利用。なのでチケットを買う手間が省けた分早く並べられた。特典として無料でガイドフォンを貸してもらえる。もちろん日本語も選択できる。
エンパイアから見るマンハッタンの夜景はそれは見事だった。ただ三脚は持ち込み禁止だったので、撮影には一苦労だった。
エンパイアのてっぺん
改装中なのか元々古い建物だからだろうか、中は結構ボロだ。
そして12時近くにタクシーでホテルまで戻った。今日は高い所を良く巡ったな〜
8/14(その2)8/16
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