[8月21日(日)] アムステルダム |
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SAIL2005 |
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朝食 |
朝の7時過ぎ頃、車掌が朝食を持ってきてくれる。パンも三種類ありハムとチーズも付いていて列車の朝食にしてはかなり豪華。 朝食後は車内の探検に行く。既に途中駅でかなりの人が降りてしまったのか、車内は閑散としている。 |
アムステルダム到着間際、警察がやってきた。パスポートのチェックと滞在目的を聞かれる。たまに大陸の列車でも抜き打ちで国境検査をやると聞いていたけど、実際には初めての体験。 | 最後尾の眺め |
アムステルダム到着 |
しかもオランダの国境を越えてからはかなり距離がたっているはず。なにかあったのかな?でもやっぱり最後は「コンニチワ!アリガト!」だった… 久々のアムステルダムに到着。慣れてきたせいか3週間前ほど寒く感じない。 とりあえずチェックインをしに空港に向かう。 |
案内に従ってスキポール空港のロビーから、動く歩道を使って延々と歩く。シェラトンは比較的空港から近くにあり、ここなら便利と感じる。すぐにでもヒルトンがあるかな〜と期待していくと、ついに動く歩道の終点にまで来てしまった。既にここまで5〜6分。そこから外にヒルトンは見えるのだが、さらに屋外に出て屋根のないところを1〜2分歩いてようやく到着。結構歩かされた。 | ヒルトン・アムステルダム・スキポール |
ヒルトン・アムステルダム・スキポールの詳しいレポートはこちらを参照してください。 | |
荷物を置きまた延々と動く歩道を歩き再び空港へ。電車に乗って中央駅へ戻る。 ミュンヘンから到着した時にも感じたのだが、アムステルダム駅構内は人でごった返している。 |
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ふと外を見ると、駅の外の運河は船だらけ。運河の方に人の流れができているのでついていってみる。どうやら「SAIL2005」という5年に1度の帆船のお祭りをやってるみたいだった。あちこちにポスターが張ってある。 |
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おもしろそうなので人の流れについていってみる。途中おいしそうな屋台が見えるものの、値段には見慣れない通貨が書いてある。どうやらトークンを買ってトークンで支払う形式らしい。 | |
1トークンは2ユーロで、0.5トークン単位で値段が決まっている。0.5トークン使う場合は、1トークンを半分に割って使う。 値段的には1トークン1ユーロが相場と思える。値段が高いのをごまかすための手法に思えた。 |
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かなり歩くがなかなかメインの会場にはたどり着かない。運河沿いには大小様々な帆船が係留されており、さらにその横を多くの船が通り過ぎる。沿道にはたくさんの屋台が出ており、見ていて飽きない。ただし人が多く疲れる。 | |
帆船だけでなく軍艦や個人の小さいボートまであり、世界各国から集まっている。運河の中からこのお祭りを見物できるクルーズもあるみたいだけど、既に満員のようだ。一部の帆船は中に入って見学できるようになっていたが、混んでいるので入れなかった。 | |
会場はまだまだ続くが最後まで行く元気がなかったので、途中で折り返す。今まで突堤側を歩いていたが、一歩奥に入って道路側を歩くとかなり空いていた。 | |
途中から通行止めしているので、車道はトラムもバスもタクシーも走っていない。その代わりに自転車タクシーが走っている。15分くらい歩いて中央駅に帰ってきた。 以下はSAIL2005の船の写真。 |
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アンネの像 |
また一日乗車券を買い、初日に見そびれたアンネの家に行く。ガイドブックにはかなり並ぶようなことが書かれていたが、皆SAIL2005に行っているせいか5分程並んだだけで入れた。 表の一階部分はきれいになっていたが、内部は昔のままだった。隠し階段など急な階段が多く見学するのは大変だったが、その展示内容にはいろいろ考えさせられた。思いのほかアンネ一家の遺品が残っている。 |
一通り見てからショップで買物をし、念願の運河クルーズに乗ることにする。 アンネの家のすぐそばに運河クルーズの停留所があったので、そこでチケットを買うが、予定より30分以上過ぎても全然こない。 |
運河でもお祭り騒ぎ |
運河クルーズ乗り場前 |
係員がようやく来て説明をする。どうやら今日はお祭りの影響で運河が大混雑しているらしく、次の船がいつくるかわからないとのこと。あきらめて、トラムで中央駅の発着場に戻ることにする。 中央駅では船の停留場がみつからない。係員に聞いて地下鉄の通路をアップダウンさせられてようやくついた場所は、上から橋をこえればすぐ近くのところだった。 |
ところがこちらも待てど暮らせど船が来ない。あげくの果てにやっと到着した船は今日はここで打ち切りだと言いだす始末。さすがに怒った乗客が何人か係員につめよる。自分もまだ一回も使っていないこの券を払い戻せとつめよるが、発行した場所に戻れとしか取り合ってくれない。その間に別の係員が船の船長と話しをしていて、特別に船を出してくれることになり、待っていた人たちが乗り込んだ。係員はその船長にキスをして感謝していた。 | ようやくクルーズに出発 |
船からの眺め |
乗り込む際にチケットのチェック等は全然しなかった。かなり今日は混乱しているのかな?乗船すると船長から何語のアナウンスが必要か聞かれるが、日本語はないみたい。 |
道すがら(運河すがら?)街の説明をしてくれるアナウンスが入る。運河は汚れているが、こういう視点の変わった観光は楽しい。 | 橋をくぐる |
欄干に王冠が |
やはり運河は混んでいて、途中違法駐車?している船のおかげですれ違いができず、船長が怒ったりと、なかなかこの日ならではのハプニングが続出した。 |
結局クルーズは途中でうちきりとなったが、まぁ全然乗れないよりは良いと解釈することにして船を下りる。 | 壁をよじ登る猫のオブジェ |
跳ね橋の真下 |
マレヘの跳ね橋 |
降り場の前にある国立博物館 |
ミュージアム街で降りたので、コンツェルトヘボウまで行き、今日の演目をチェックするものの、またアカデミーの発表とかであまりおもしろくなさそう。ついでに隣の楽譜屋をのぞいてみるが、もう閉まってていた。今回の旅行は、結局全く譜面を買うことができなかった。 |
食事をしに中心部へ。日本人ぽくみえる(でもインドネシアから来たと言ってた)あやしい日本語で誘うステーキハウスに入ってみる。こういうシチュエーションは本当は危ないんだろうけど、オープンカフェで料理の写真に値段もしっかり書かれており、お客さんもたくさん入っているので安全だろうと判断する。 値段もなかなか安くボリュームもたっぷりで美味しかった。誘ってきたインドネシア人のボーイは笑顔はないものの愛想は良くサービスもなかなか。 またどこからかアコーディオン弾きがやってきて演奏を始めるので、雰囲気も良かった。 |
ホテルヨーロッパ |
ホテルの様子 |
中央駅から空港に戻る。ホテルに帰る前に、空港内でお買物。スーパーでお土産を買う。 飛行機の模型ショップに入ろうとするが、奥さんにとめられる。その様子を外人が「大変だねぇ」と同情するように見ていた…はずかしいなぁ。 ホテルに戻り就寝。いよいよ明日は帰国だ。 |
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