[8月19日(土)] 香港
100万ドルの夜景
		エグゼフロアにアサインされたものの、ラウンジは改装中とのことで朝食はロビーの一つ下にある会場に食べに行く。種類が豊富でなかなか美味しかったが、香港ということでもっと中華が多いかと思ったが期待したほど多くはなかった。食事を終えた後に請求書を渡されたが、後でフロントで確認してみるとチャージされないから安心してとのことだった。
さて、今日の最初の目的地は香港海防博物館だ。(またかと言われそうだけど…)
		土日、祝日には無料バスが出るというのでMTR杏花邨駅で降りたのだが、どこにも無料バスの乗り場らしきものを発見することができなかった。
仕方がないのでタクシーで行くことに。約5分程で博物館に到着した。
香港海防博物館の詳しいレポートはこちらを参照してください
		さてさて、香港海防博物館を後にしMTRで再び市内へ。自分は銅鑼湾で降りてしばしH田くんとは別行動。目的は「腸洗浄」だ。 自慢ではないが、私はすぐに下痢やら便秘になったりして腸が弱い。人に勧められたこともあるのだが、香港では日本の1/3くらいの値段でできるというのでやってみることに。 ホテルを出る前に電話で予約、直接「香港浣腸水療中心」へ向かう。狭い雑居ビルの中にあった。入口でブザーを押してすぐに中へ入る。
受付で名前を言うと(会話は全て英語)日本語の問診表を渡される。普段のブツの色や形状、回数等細かく書いていく。それを渡すといよいよ開始だ。個室に通されて一通り説明を受ける。説明は日本語の書かれた説明書をもとに、英語で話してくれる。この管は使い捨てだからとても清潔だとか、約45分かかるとか、もし気持ち悪くなったらそこのブザーを押してくれとか。説明が終わると先ほどの使い捨ての管をセットし、予め用意してある青い服に着替えてその管をセットできたらブザーで呼んでくれと言われて一人取り残された。いよいよ準備開始だ。
		使い捨て式の管にはたっぷりと潤滑剤が塗られ、それを例のトコロに入れなければならない。写真を見ると水が流れるいわゆる「便器」にあたる部分の底が浅く小さいので、これで外に漏れ出さないのか心配になる。(実際にはそんなことはない)
用意されていた後ろが空いている青い検査着？のようなものを着て台の上に乗る。なんにせよ腸洗浄を受けるのは初めてなので、一人で管を入れるのに悪戦苦闘する。(手伝われても困るのだが…) なんとか準備を終えて呼び出しブザーを押すと、先ほど説明してくれた人がやってきて注入開始だ。
		「うひゃ！」と最初はその妙な感覚に思わず声が出そうになる。冷たい水がどんどんお腹の中へ下から上に向かって入ってくるのがわかる。最初はどうしてもがまんしてしまうが、やはりある一線を越えるとがまんできなくなり出してしまう。 すると後は止めようと思っても止まらない。どんどん水が出ていく。最初はキレイな水だがだんだん茶色くなってきて、そのうち例のブツが出てくる。そして最後の方にはいわゆる宿便というやつが現れる。
ちなみにこのブツが流れる様子は、ご丁寧にも正面に備え付けられた鏡で透明の管を通るところを自分の目で観察できるようになっている。それよりも途中でお腹をわざわざマッサージしに来てくれるのだが、これが恥ずかしい。向こうは慣れているのだろうが、こっちがブツを出している最中に側に人がいるというのはどうも…確かにマッサージをしてもらうと出やすくなって楽にはなるのだが。 そのうち時間になって終了。その後はすぐに目の前にあるトイレに駆け込む。やっぱり大量に腸内に水が残っているようで、次から次へと出てくる。 最後に受付でビタミン剤のようなものを貰い、半ば放心状態で「香港浣腸水療中心」を後に。途中でもよおしたらどうしようかと心配だったが、トイレで殆ど出しきれたのかそんなことはなかった。
		さて、腸洗浄の後はH田くんと合流だ。場所はペニンシェラ。今回はペニンシェラにも泊まりたかったのだが、さすがに予算オーバーなのでコンラッド三泊になってしまったのだ。
なのでせめてアフタヌーンティーだけでも味わおうと思ったのだが、長蛇の列！あきらめてショップでペニンシェラグッズを買ってホテルを後にした。
		その後ハーバープラザをぷらぷらした後、福華街にあるおもちゃ問屋街へ。安い外国製の鉄道模型なんかがないかと思ったのだが全然なかった。 それから女人街、男人街と買物をしてまわり、ホテルに着いたのは夜遅くになってからだった。
夕食はパシフィックプレイス内にある四川料理の店でコース料理をいただく。なかなか美味しかった。
		さて、香港と言ったら100万ドルの夜景で有名だ。(ドルと言っても米ドルと香港ドルではだいぶ価値が違うが…)まだピークトラムの終電には間に合いそうだったので、タクシーでピークトラム乗り場へ向かう。
さすがにこの時間(22時過ぎ)になると空いていて、ピークトラムもすんなり座れた。最初は草木やビルに隠れて外の様子があまりわからないが、途中から夜景が目の前に広がる。
		頂上駅へ到着。降りる客はわずかだが、乗る客は沢山いる。帰りあれに乗るのかと思うとげんなりした。
頂上にあるショッピングセンターは既に閉まっていた。実は昨日会ったMOONはここで販売員の仕事をしてるそうなので会ってみたかったのだが、残念ながらできなかった。
		夜景は言葉では言い表せないほどキレイだった。思わず似たような写真ばかりとってしまったが、写真ではやはりあの感動は残せないのが残念。
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