[8月18日(金)]
香港

TG609
TPE 08:30 → HKG 10:15
ビジネスクラス
[台北→香港]
この日は朝の04:30に起きたのでかな〜り眠い。外はすごい雨と風で時々雷も光っていて、ちゃんと飛行機が飛ぶか心配。Tさんもかなり眠そうだったが、ありがたいことに空港までわざわざ送ってくれた。しかし空港に着いた頃には雨も止んだのでほっと一安心。
ターミナルはH田くんのCXも私のTGも第一だ。しかし朝早くだと言うのに空港内は大混雑している。どうも日本行きの受付が混んでいるようだ。
空港には6時過ぎに到着したのだが、08:30発のTGの窓口はまだ開いていない。なんと06:35から受付開始だそうで、名古屋のOZといい台北のTGといい、今回は2時間前から受付開始というのが多い。(どちらも近距離だからかな?)
H田くんは先にCXの搭乗手続きをすませ、Tさんとはここでお別れ。午後から大学の授業があると言ってたけど寝てしまわないかな?H田くんともここで一旦お別れ、次は香港空港で再会だ。そのうちTGの受付も始まった。
TGのラウンジはなんと制限区域外。チケットカウンターと出国カウンターの間の階段の途中にある。
内部はせまいながらも、タイ風に象の置物や壷などが上品に飾られている。
でも軽食類は中華饅頭なんかが置かれているが、種類も少なくいまいち。
それにしても制限区域外のラウンジは落ち着かない。搭乗開始直前に行って出国審査が混んでいたらどうしようかとどきどきだ。結局搭乗開始10分程前に出ることにする。
出国審査は制限区域を区切る入口まで人が溢れかえるほど一杯だ。イヤな予感があたってしまった。20分ほど並んでようやく出国手続きが終了。一直線に飛行機へ向かったが、呼び出しがかかることもなくなんとか離陸までには間に合ってほっとした。
ビジネスクラスはほぼ満席、しかし私の隣はラッキーなことに空席だった。ざっと見回すとタイ人が多そうなので、香港までよりもこの先のバンコクへ行く客が多いのだろう。
座席は仁川→台北の時とほぼ同じレベル、可もなく不可もなくといったところでそれなりに快適。食事はせっかくのタイ航空なので、タイ風焼きビーフンを選んでみた。今回の旅行でこの区間が一番短く、日本の国内線と同じくらいで2時間足らずだ。あっという間に香港へ到着した。
初めての香港空港の印象はめちゃくちゃ広い!ゲートを降りて延々と歩きエスカレータを降りていくとシャトルが待っている。
成田と違って全て地下を通るので、雰囲気は地下鉄のようだ。しかもスピードが速くあっという間に到着した。
ここまでは早かったが入国審査がまた混んでいた。今回は夏休み期間中ということもあるのでしょうがないところだろう。ようやくの思いで香港に入国できた。
[香港]
税関を通り抜けると、目の前にオクトパスカードの販売窓口があった。ここでツーリスト用の、エアポートエクスプレスの往復乗車券と3日間MTR乗り放題券が付いたカードを買う。しかもクレジットカードが使えるので両替前でも買えるのが便利だ。
ところでH田くんは自分よりも先に入国できていたらしく、先に待っていてくれた。合流してエアポートエキスプレスのホームへ。ここまでほぼ一直線で動線が分かりやすいのはセントレアのようだ。(香港の方が開業は早いが)
エアポートエクスプレスは早く最高速度は時速120Kmらしい。30分たらずで香港駅に到着した。
香港の鉄道の詳しいレポートはこちらを参照してください
香港駅を降りると、これまた一直線上に各ホテルへ向かうシャトルバス乗り場がある。ここまで良く動線が考えられているとつくづく感心した。
シャトルバスに乗ってコンラッド香港へ。香港はソウルと違ってコンラッドで3泊する予定だ。
コンラッド・香港の詳しいレポートはこちらを参照してください
部屋でのんびりする間もなく、まずは両替をしに重慶大厦へ向かう。コンラッド香港と直結しているショッピングモール・パシフィックプレイスの中を通りすぎMTRに乗車、「尖沙咀」駅で降りる。
MTRの駅を降りるとこれぞまさに香港、密集したビルの間に巨大な看板がひしめきあう。重慶大厦は噂とおり割りとレートの良い両替商が見つかった。それにしても付近には客引きの怪しい中国人や黒人がたどたどしい日本語で話しかけてくるのがうっとおしい。
両替を終えて近くのファーストフード店のような中華のお店でお昼ご飯。台湾から来た直後だと少し物価を高く感じてしまうが、なかなか美味しかった。
次はは香港鉄路博物館へ向かう。MTRからKCRを乗り継いで大埔墟駅へ。
KCRにはファーストクラスが連結されている。さすが元イギリスだ。試しに乗ってみることに。ホームにファーストクラス料金の事前清算を済ませるオクトパスカードの読み取り機が用意されている。
ファーストクラスと言っても所詮ただのクロスシート。エアポートエクスプレスの普通席となんら変わりのない席でがっかりだった。そのわりには人が良く乗っていた。みなちゃんとお金を払っているのだろうか?
さて大埔墟駅に到着したものの、面倒なのでまたタクシーを利用する。駅から5分くらいで旧大埔墟駅を利用した香港鉄路博物館に到着した。
香港鉄路博物館の詳しいレポートはこちらを参照してください
どこに行っても行く所は変わらないが、たっぷり博物館を堪能してからホテルへ戻った。
部屋はターンダウンが終了しており、かわいい工事中のコンラッドベアが待っていた。
さて、香港ではH田くんのチャット友達、NICOと会う予定だ。これだけあちこちの国を巡ってそれぞれの地にお友達がいるというのは嬉しいことだ。NICOは仕事が終わった後、MOONという友達と一緒にホテルのロビーに来てくれてた。
まずはトラムにのって中環へ。香港名物の二階建てトラムに初めて乗ったがこれは楽しい。
運よく2階の最前列に座れたが、レトロな車輌が近代的な高層ビルの間をぬって走るそのギャップがおもしろい。
またクーラーなどなく窓は開けっぱなし。夕方になって少し涼しくなった吹き抜ける風がまた心地よい。
残念ながらあっという間に中環へ到着。ところが下車する時にオクトパスカードで料金を払おうとしたら払えなかった。結局NICO達が2人分の料金を払ってくれたのだが、どうやら先ほどのKCRで使い果たしてしまったらしい。
トラムの停留所から歩いてスターフェリーに乗るために乗り場へ向かう。香港の二大名物乗り物に立て続けに乗り継ぐことができるとはうれしい。
スターフェリーは混んでいて、1度船を待ってから乗り込むことができた。
それにしてもスターフェリーから見上げる香港の夜の街並みは圧巻の一言。低い位置から目の前にせまるような高層ビルは迫力だ。
もっと夜景を堪能したかったが、わずか10分ほどで九龍側へ到着。フェリーターミナルを出るとすぐに昔の九廣鉄道の起点、旧九龍駅跡の時計台がある。この近辺は公園として整備されていて広々としている。
広場の中央付近では、噴水が音と光にあわせて、さらに浮かび上がるような映像も加わったショーが行われていた。
ショーが終わった後は噴水のちょうど反対側の岸壁から香港島を眺める。ここでは毎晩20時からシンフォニーオブライツというショーをやっている。
ショーと言っても、香港島にある沢山の高層ビルからいくつもの光やレイザー光線、大音響を組み合わせた、めちゃくちゃ規模のでかいショーだ。
まずこのショーに協賛しているビルを一棟ずつ紹介。紹介されるとそのビルが光ったりして自分をアピールしているように見える。それにしてもショーはすごかった。
離れた位置にある十数棟のビルが連携して、音楽に合わせて光のパフォーマンス。良くこれだけぴったりと合わすことができるものだと感動した。
わずか15分ばかりのショーはあっという間に終わり、再びスターフェリーに乗って香港島側に戻る。
ここで食事をしようということになったのだが、当初の予定を変更して香港で開かれている国際的な食の祭典、フードエキスポに行こうということになった。
会場は香港コンベンションセンター。巨大な会場では日本を含め、世界各地の食べ物が集まっており、その場で買うことも食べることもできる。それにしてもすごい人だ。それなのになぜかMOONのお姉さんとその彼氏とばったり遭遇。その後は6人で行動することになった。
各ブースにはお菓子やアイスクリームから普通の食材やお酒となんでも揃っていておもしろい。しかも安く買える(らしい)。いろいろつまみ食いしているうちにお腹もいっぱいになってしまった。
会場を後にするともう0時近く。みんなで記念写真を撮って解散。またみんなと会えると良いな。
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