天浜線フェスタ2007
(その1)
http://www.tenhama.co.jp/

2007年11月3日(土)
同じ日に開催されていた「遠鉄トレインフェスタ2007」の見学を終え、西鹿島駅から天竜浜名湖鉄道(天浜線)に乗って会場の天竜二俣駅を目指す。
実は地元にいながら、天浜線に乗るのは今回が初めて。だが同じく会場をはしごしようと考えている人が多いらしくて1時間に1本しかないたった1両のワンマン列車は超満員。初の天浜線を楽しむどころではなかった。
西鹿島から2駅で天竜二俣駅に到着。いつもは閑散としている駅も、この日ばかりは賑わっている。
まずは保存車両のエリアへ。前回行った時よりもレストアは少しづつだが進んでいるようだ。
写真は国鉄時代の「遠江二俣」の駅名表。
ついでに保存車両から少し足を伸ばすと、旧光明電気鉄道のホームと線路跡が残っている。
さてここからが本番。まずは保存車両のうちのナハネ20347から。前回よりも片側と側面だけキレイにレストアされていた。
しかし同じ車両でも、もう片方はまだ終わっていないらしい。早い全面レストアが待たれる。
この車両の整備、管理は地元のボランティアが行っている。そのボランティアの遊び心だろうか、行き先が東京〜天竜二俣駅になっている。
列車名表は「はやぶさ」になっているが、号車表は無くなっていた。
それにしても、片側だけとはいえ、新造車と見間違うばかりにキレイに塗装された20系車両を見れるのはうれしい。このレストア作業のボランティア募集をしていたから、私も今度参加してみようかな?
さて、後述するキハ20系側から内部に入ってまずナハネ20の方を見学する。両車は全然違う形式ながら一応連結されていて通り抜けることができる。
通路側。内部はきれいにしてあるものの、老朽化による痛みが目立つ。
車両の半分までを開放し、そのうち2室(?)分を夜の状態と昼の状態にして展示している。まずは夜の状態。これを見るとさすがに三段寝台でこの幅は今のご時世では狭いと感じる。
こちらは昼間の状態。中間寝台を跳ね上げて座れるようになっている。ただし、三段目はそのままの状態で荷物置き場になる。
出入り口にある配電盤。なんとなくアナログな感じがレトロで良い雰囲気。
20系は後期改造された車両を除けば手動ドアだ。この日も反対側のドアが開いていた。
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