天竜二俣駅

2007年2月03日(土)
旧国鉄二俣線から移管された第三セクター「天竜浜名湖鉄道」の本社も置かれている中心となる駅。実は自宅から車で30分ほどと意外と近くにある。
車でフラっと佐久間まで行く途中に寄ってみたら意外とおもしろかったのでいろいろ写真を撮ってきてしまった。
この鉄道もご他聞にもれず赤字が続いている。新聞報道によると、転換交付金もそろそろ尽きそうだとか。地元の鉄道がなくなるのは非常に寂しいが、現実にはこうやって車での移動が中心で鉄道は普段の生活には全く利用する機会がない。多くの地元の人もそうなのだろう。
メインは同じ構内に保存されている車輌。以前近くの壬生ホールにコンサートを聞きに行った時に発見して、ちゃんと時間を取って見に行きたいとずっと思っていた。
どうやら地元のボランティアが修復活動を行っているらしい。彼らに感謝。(というより、できたら一緒に手伝いたいくらい^^;)
まずはキハ20。国鉄時代からこの線で使われていた車輌で、その縁からここに保存されるのも良く分かる。以前来た時は風雨にさらされてボロボロだったが、今日はキレイに塗装されてまるで新品かと見間違うばかりにきれいになっている。
もう一つナハネ20も保存されている。こちらはこの線と縁もゆかりもないはずなのだが、何故保存されているのだろうか?
キハ20と違いまだ修復作業中の様子。車体はボロボロだが足場が組まれており、これから修復するのだろう。完成するのが楽しみだ。両車両は一応連結されているが、これだけ異色の組み合わせは見たことが無い。
駅前にはC58も保存されているが、ところどころ部品が盗まれており状態はあまり良くない。それにしても、ところどころにある注意書きが一工夫(?)あっておもしろかった(笑)。
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