[8月15日(月)]
フィレンツェ

ドゥオモ

部屋からの眺め
昨日の雨が嘘のように今日は朝から快晴。部屋のテラスから見える街並みがきれいだ。
チェックアウトをしてバスに飛び乗る。あわてていて結局無賃乗車してしまった。
今日はフィレンツェに行く。ベローナから直通で行けるESに乗りたかったが、駅の窓口は超大混雑。30分前には着いていたのだが、列に並んでいる間に発車時刻が過ぎてしまった。仕方がないので、予約無しでも乗れるICに乗り、一度ボローニャを目指す。
ボローニャ行きのICは殆ど各駅に停車する。途中中国人の学生みたいなのが乗り込んできてうるさかった。

ボローニャ行きIC

ボローニャ駅に停車中のESイタリー
ボローニャに到着し、こんどこそESに乗ろうと窓口に並ぶ。15分くらい並んだあげく、ここは国内線用だからむこうの国際線用に行けといわれる。だって看板にはここにESって書いてあったのに…まぁこれもイタリアらしいかな。
国際線用の窓口はがらがら。ESのチケットを買おうとすると、次のECの方がただで乗れるしESは遅れているからそっちに乗れと勧められる。ESに乗りたいんだと強調すると、びっくりした顔をして発券してくれた。どっから来たのと聞かれ日本からだと言うと、妙に納得した顔をしてた。こんな変な注文をするのは日本人くらいなのかな?
ESイタリーのロゴ

ESイタリーの二等の車内
ESは予定されていたホームにいつまでたっても入ってこない。おまけにアナウンスはイタリア語だけだからさっぱりわからない。気になって構内を調べてみると、なんと出発ホームが変更になってた。もう発車寸前だったが急いで乗り込んでなんとか間に合った。
既に指定された席には先客がいた。ここは自分の席だと言うと、車両番号は合ってるか?と聞き返される。えっと思って確認してみるがあっている。指定券を見せると、そーかそーかと言って隣の席に移る。自分たちが勝手に座ってるのを知ってるくせにそう聞くのかぁ、とここでもイタリアらしさを感じる。
わずか1時間程でフィレンツェに到着。また一時預かり所で荷物を預ける。

フィレンツェに到着したESイタリー

メディチ家の廟
ベローナからESに乗れなかったので、思ったより時間がない。まず歩いてドゥオモオを目指す。途中、メディチ家の廟を見ようとするが、改装中で入れなかった。
ドゥオモオは行列ができていたが、5分程で入れた。並んでいる間に、名画のレプリカを売りにくる。中はかなりでかい。が、外はここも改装中で足場がいっぱいで見苦しくて残念。しかし、足場を覆うカバーは元の建物の写真がプリントしており、ぱっと見た目はだまされそう。
とにかくでかすぎて、なかなか全体像を写真に収められない。
以下はドゥオモの写真。
次はウフィッチ美術館を目指す。途中サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場を通り過ぎる。彫刻が無造作に屋外におかれている。
ウフィッチ美術館も行列ができており、入館制限している。数人ずつ中に入れられる。中はこれまた広かった。既存の建物を利用しているのか、建物の構造が独特だった。
美術館を出てベッキオ橋に行く。ストリートミュージシャンがたくさんいて、かなり賑わっている。

アルノ川
この時点でもうすでに17時を過ぎており、観光名所は巡れない。広場に戻りオープンテラスのレストランで遅めの昼食 or 早めの夕食を食べる。ここでもパスタとピザだが、イタリアではどこで食べてもうまい。
駅に戻る途中、売店で水を購入。「How much?」て聞いたら「2ユーロ!」と日本語で答えてくれた。イタリア人はどこに行っても陽気で明るい。おかげで、この旅行でイタリアが一番気に入った国になった。
駅に戻り夜行列車が発車するまでの間、ホームを発着する列車の写真を撮りまくる。
イタリアの鉄道の写真はこちらを参照してください。
発車時間が近づいたので撮影をやめるが、発車予定のホームにはそれらしい列車が入ってこない。インフォメーションで確認してみたらまたまたホームが変更されていた。最後の最後までイタリアらしさを感じさせられた。
ナハトツーク号
ナハトツーク号の詳しいレポートはこちらを参照してください。
今晩の夜行列車はDBのナハトツーク号、フィレンツェ発ミュンヘン行き。先に乗車したステンダール号と違い、車内はいかにもドイツらしい内装。木目と大理石風の作りは落ち着いた感じがする。
車内の改札が終わるとすぐに眠りについた。
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