05ナハトツーク

ナハトツーク号(288)
2005年8月15日(月)〜8/16日(火)
FLR 21:46 → MUC 06:32
一等寝台シャワー無ダブル

入線してきたイタリアの機関車
フィレンツェ駅は21時を過ぎても、行き交う人や発着する列車で賑わいを見せている。
予定されていた発車ホームで列車を待つが、なかなかそれらしい列車がやってこない。インフォメーションで確認してみたらまたまたホームが変更されていた。最後の最後までイタリアらしさを感じさせられる。
今晩の夜行列車はDBのナハトツーク号、フィレンツェ発ミュンヘン行き。既に変更されたホームに入線しており、人や荷物が次々の乗り込んでいる。中間の車両には自転車専用車があり、それぞれ自分の自転車を固定していた。
自転車置き場

ベットメイクは自分でする
二等車は日本のB寝台とほぼ同じ構造。日本では最近見られなくなった三段寝台だが、元の車両の天井が高いのでそれほど狭くは感じない。
先頭まで写真を撮りに行くと、ちょうど機関車の付け替えを行っていた。こちらも日本ではあまりみられない光景なので、その様子をずっと眺めていた。
機関車の連結作業

二段で背の高い寝台
さて今晩乗車する部屋は一等のシャワー無し二人用個室。幅のゆったりした二段寝台になっており、洗面台が付いている。
洗面台内には大小三枚タオルが用意され、まるでホテル並み。その他、うがい薬等のアメニティも付く。
タオルが豊富な洗面所

閉じた状態の洗面台、これが→

開くとこうなる
先に乗車したステンダール号と違い、室内はいかにもドイツらしい内装。木目と大理石風の作りは落ち着いた感じがする。どちらも素敵な内装だが、国によってこんなにも個性が違うものかと感心する。
二等はシーツと毛布が用意されているだけだったが、こちらの室内は既にベットメイクが完了している。
既にベットメイクは終了

ベット脇の小物入れ

二段目の寝台
隣の部屋とコネクティングできるように、壁には扉が用意されている。さぞ薄いだろうと思ったが、この日は隣の音が気になる程ではなかった。

室内灯のスイッチ

取り外せる机
翌朝はいつの間にやら進行方向が逆になっていた。さらに別の列車も併結されていて、かなり長大編成になっている。
廊下の様子

ミュンヘン到着時はオーストリアの機関車
定刻通りミュンヘン駅に到着。列車を引いていた機関車は、当初のイタリアの機関車からオーストリアの機関車に変わっていた。
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