[12月18日(火)]
ザルツブルク
今日はザルツブルク最終日。ウィーンへは夕方に出る列車に乗る予定なので、一度ホテルをチェックアウトした後スーツケースを預かってもらって観光に行くことにした。
またトロリーバスに乗って旧市街に行こうとしたが、方向を間違えて反対方向に乗車。気が付いて降りたところにたまたまSLがあって写真をとってから引き返す。
旧市街に入る前に下車しカラヤンの生家を見に行く。今は建物に銀行が入っているらしく、ただ単にプレートが飾ってあるだけでつまらなかった。
その後モーツァルトが一時期住んでた家を見に行く。ここでも日本語のガイドフォンを貸してもらえた。中には無名の画家によるモーツァルト一家の肖像画が飾ってあり、巷で良くみかけるモーツァルトの絵は殆どがこの絵のモーツァルトが元になっているそうな。理由は姉のナンネルがこの絵のモーツァルトが一番良く似ていると言ったからだとか。
それから橋を渡って旧市街へ。昨日おみやげしか買わなかったモーツァルトの生家へ行きモーツァルトはしご。中には昔使っていたと言われる楽器や楽譜等の資料が沢山置いてあった。
まだ列車の発車まで時間があったので、祝祭劇場を表から見る。いつかここにザルツブルクフェスティバルを聴きに行きたいなぁ。
そのまま祝祭劇場を通り過ぎて馬荒い桶を見た後おもちゃ博物館も見に行く。昔からの伝統的なおもちゃ等が展示してあってなかなかおもしろかった。
そろそろ時間になるのでホテルへ戻り、荷物を受け取って駅へ。駅前で車内で食べようとケバブとジュースを買って乗り込む。
今日も沢山歩いたせいか、食べた後はすぐに寝てしまった。気がつくとウィーンに到着する直前だった。一駅前で降りて地下鉄に乗り替える予定だったので降りようとしたら、親切な車掌がメインステーションは次だよ、と言って車内に戻されてしまった。こっちもドイツ語と英語が混乱して上手く喋れないまま列車が発車してしまい、しかたなく終点の西駅へ行く。外国人旅行者は大抵西駅まで行くんだろうけどさ…
さて、西駅到着後地下鉄に乗ろうとするが、ミュンヘンには有った券売機みたいなのが全然見当たらない。インフォメーションに行って聞くと、ここで買えとのことだった。ウィーンの地下鉄は出入り自由、自動改札もなく、はっきりいってキセルし放題。でも見つかると5000円くらいの罰金なんだとか。
たまたま見たU6の地下鉄は市電がそのまま地下を走っていて、地下を走る市電を見るのは初めてだったのでびっくりした。地下鉄はどのホームにも必ずエレベータが付いているので、スーツケースを運ぶには便利。そのエレベータ、日本と違って、大抵前後に扉がある。ホームの扉が前だったら、出口の扉は後ろが開いたりするので、違和感があった。地下鉄に限らず、どこのエレベータもたいていそういう方式だった。
U4に乗り換えてピルグラムガッゼ駅へ。駅を降りたら目の前にこれから10日間泊まるホテル・アナナスがすぐあった。ここはすぐ近くにビラとスパーというスーパーがあって便利そう。本格的なウィーン観光は明日から開始だ。
12/1712/19
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