[12月17日(月)]
ザルツブルク
今日は丸一日市内を観光します。事前に調べていた「ザルツブルクカード」を購入するために、駅の観光案内所に行きます。このカード、市内のバスが乗り放題のほか、有名な観光施設の殆ど全てに入場できるという優れもの。せっかくの記念なので、ザルツブルク限定のスウォッチ付きカードを購入しました。観光案内所のおばぁちゃんはとても親切にカードの説明をしてくれ、最後にスウォッチの電池が切れるといけないからと新しい電池に交換してくれるとまで言い出しました。でもおばぁちゃん、ちょっと非力なのか電池蓋がなかなかあけられません。見かねて自分でやるからいいよって言うと、駅の出口に時計屋さんがあるから、そこでやってもらいなって言われました。
お礼を言って時計屋さんに行くと、そんなことはここではしない、と言われました。なんかこの旅で初めて不親切にされたみたいでちょっとショック…まぁ大した手間ではないので、自分で交換しました。
新しい時計を巻いて出発です。駅前から発車している、これまた日本では殆ど見なくなったトロリーバスに乗って旧市街を目指しますが、その前にサウンドオブミュージックで有名なミラベル宮殿に立ち寄ります。小雪が舞い一面真っ白だったので、いまいち庭園の良さが解らずじまいでした。宮殿自体は小さな建物で、現在は集会所なんかにつかわれている様子でした。
再びトロリーバスに乗って旧市街へ。最初にレジデンツに行くと、何故か大量の団体さんで人ばかり。入場しようとすると、どうもその団体さん達で今日は貸切みたいで、中に入れませんでした。しょうがないのでレジデンツ美術館を見学。
その後、通りからは少し奥まったところにあるガイドブックにも載っていないような小さなレストランへお昼を食べに行きました。考えてみれば、ちゃんとしたレストランに入ってご飯を食べるのはこっちに来てから初めてかも!
ちょっとどきどきしながら中へ入ると、おばぁちゃんがニコニコしながら応対してくれました。でも…全く英語が話せません!
なんとかドイツ語を喋ろうとしたものの、あえなく撃沈!結局ガイドブックに載っているドイツ語の単語を指さして、メニューと照らしあわせて値段を確認してようやく注文できました。
この時くらいから、チップのだいたいの目安と渡し方がなんとなく飲み込めてきました。
食事の後はカラヤンの葬儀も行われた大聖堂へ。入場は無料だけど、出口でおばちゃんからにこやかに寄付を求められる。
いくらかの小銭を入れると大聖堂のパンフレットをくれるのだが、日本人だと解るとかたことの日本語で話しかけてくれました。(最初はイタリア人かと言われた…)地下にも礼拝堂があり、天井は低いもののなかなかの雰囲気。
その後ホーエンザルツブルク城へケーブルカーで移動。市街を一望できとても景色が良いです。定時にガイドツアーが出るそうで、それまでは入り口で待たされます。
ツアーが始まると入り口で日本語のガイドフォンを貸してもらい、その案内を聞きながら城内を見学します。結構上り下りがあって、運動不足の身にはこたえましたが一通り見てまわり、再びふもとに。

宿泊したホテルの部屋
すでに夕方の5時近くで辺りはすっかり暗くなってきました。モーツァルトの生家に行ったものの、すでに閉館時間になってました。でもおみやげだけ見れる?って聞いたら良いよと行ってくれたので、係りの人に裏口みたいなところから連れて行かれて建物の出口にあるお土産やさんまで連れて行ってくれました。ここはモーツァルトグッズだらけ。珍しいものもありいろいろ買い込んでしまいました。
12/1612/18
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