鉄道博物館
(その2)

http://www.railway-museum.jp/top.html

2008年01月17日(木)
ここからは、この博物館メインのヒストリーゾーンの紹介。大きな体育館みたいな所に車両が展示してあって、雰囲気としてはスミソニアンの航空宇宙博物館の別館のようだ。
まずは「日本の鉄道の黎明期」から。ここは明治期の車両が中心。交通博物館にもあった鉄道記念物でもあり重要文化財にも指定されている、150型蒸気機関車、通称一号機関車だ。
一号機関車に連結されている、当時の三等客車を模した車両。以前と違って中が見学できるようになっている。
各車両にはだいたいホームがついており、そのホームはその車両が活躍した当時の駅の様子が再現されている。一号機関車は日本の鉄道発祥の地、新橋駅という設定らしい。
こちらは鉄道記念物、1290形。これも明治時代に活躍し「善光号」と命名された。
善光号の真下。他にもいくつかの機関車で真下から車両を見られる工夫がされているのも、この博物館の特色だ。
こちらも鉄道記念物の7100形、通称「弁慶号」。北海道で最初に使われた機関車で、輸入されたアメリカの機関車の特徴を良く表している。
弁慶号と一緒に連結されているのがコトク5100形客車、開拓使号と呼ばれている車両だ。これは特別車でいわゆる一等扱いの車両らしい。
以前は外に展示されていてイマイチ扱いが粗雑に感じられたが、今は他の鉄道記念物と同等に展示されている。おかげで開拓使号の内部もきちんと見ることができた。
人車鉄道の車両。要は人が押して列車を動かす鉄道です。
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