インド国立鉄道博物館 (その8) |
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2010年07月03(土) |
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1876年にインドを訪問したプリンス・オブ・ウェールズ殿下(後のエドワード7世)用に製造されたサルーン車、50型。1875年にラージプターナ・マールワ鉄道のアーグラー工場で製造されたメーターゲージ車。乳白色の車体の側面に英国王室の紋章が描かれ、両サイドにサンシェードが装備されている。内部にはオリジナルの家具や調度品がそのまま残されている。 | ||
1878年、イギリス・グラスゴーにあるダブズ社で製造された蒸気機関車。製造時は1175型、後にE-107型、最後にE-207型となった。ラージプターナ・マールワ鉄道で使用され、1912年にジョードプルの工場でタンク機関車に改造され、1952年に引退した。 | ||
1895年、ラージプターナ・マールワ鉄道のアジメール工場で製造されたメーターゲージ車、F-734型蒸気機関車。インドで最初に完全自国生産された蒸気機関車だ。当初はラージプターナ・マールワ鉄道、後に BB & CIR (Bombay, Baroda and Central India Railway)鉄道で運用された。 | ||
1914年、イギリスのグロスター鉄道キャリッジ&ワゴン工場で車体を、フレームを同じくイギリスのリーズ・フォージ社で製造された34型。当初 NMR (Nilgiri Mountain Railway)で、後に SIR (South Indian Railway)で使用された。ラックを使うアプト式の車両で、一等車の乗客を8名、三等車の乗客を44名が乗車できる。この車両は今でもウーティ線で未だに現役だ。 | ||
公園の中心に車両を模した休憩所がある。 | ||
1909年にドイツ・ベルリンの Oresnstein & Koppel 車で製造された4型。PSMT (Patiala State Monorail Tramway) 社で使用されていた。パンジャブ州のバッシ〜シルヒンド間6マイルで営業運転を開始、後に総延長距離が50マイルまで広がった。 | ||
世界でも非常に珍しいモノレール蒸気機関車。一般的なモノレールではなく、本当の意味での一本のレールしか持たない。この博物館で動態保存されているが、この時は軌道の補修作業中で乗ることができなかった。 | ||
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