インド国立鉄道博物館 (その14) |
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2010年07月03(土) |
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1890年製造されたERC-4910型。最初に製造したメーカーは不明で、1905年にラクナウのアラムバーグのセントラル工場で改造された。Oudh and Rohilkhund鉄道で使用され、木製の車体に鋼鉄製の下枠を持つVIP用のサルーンカー。夏季に暑さを避けるためのサンシェードが設けられており、さらにトイレやキッチンまで装備されていた。車内には当時のオリジナルの家具がそのまま残されている。 | ||
1879年、ラクナウのアラムバーグのセントラル工場で製造されたWagon-148型。Oudh and Rohilkhund鉄道で使用された。最初期の鋼鉄製ボディをもつ有蓋貨車で、内部からロックできる珍しい円形のドアが両端に設けられている。 | ||
1870年、イギリス・マンチェスターのシャープ・スチュワート社で製造された初期の蒸気機関車、B-26型。Oudh & Rohilkhund 鉄道で使用され、1921年に引退した。 | ||
元は1880年に製造された貨物車から、1890年にアジマールのBB&CI鉄道の工場で改装されたメーターゲージ用装甲列車で、装甲の厚さは0.5インチで6両1編成で運用された。紛争地域に兵士を運送するために、当時インドを支配していたイギリスによってインド全土で使用された。装甲列車の使用は1920年代までは一般的だった。車体に番号が付いていないのでどの車両か判別できないが、8952型と8956型は1886年製造の8952型は牛除けの排障機を付けた無蓋車。9908型と1919型は1890年製造、全体を装甲で覆い屋根にサーチライトを配置、両サイドに銃眼が設けられている。型番不明の無蓋車には12ポンド砲を搭載できた。他に発電機を搭載した車両もある。 | ||
イギリスのインパクト財団が、インド鉄道と保健省と協力して1991年から運用した病院列車、ライフライン・エクスプレスと呼ばれた。 | ||
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