シテ・デュ・トラン
(その8)

2014年08月05日(火)
ここからは四番線、誰でも鉄道で旅行ができるのコーナー。1933年製、Chemins de fer de l'Etat 鉄道で使われていた ZZy 24408 (Bugatti)。あの高級車メーカーのブガッティが製造した鉄道車両で、流線形のデザインに運転席を上部に配置した展望シート、なのに単行車両で最高速度は172Kmまで出たそうだ。
1938年、パリ・オルレアン鉄道で使用されていた Z 23461。今はRER B線の一部になったかつてのソー線で使用されていた近郊電車。
1922年製、Chemins de fer de l'Etat 鉄道で使用されていた ZZB2Ef 23901。古い客車に無理矢理エンジンを取り付けてディーゼルカーにしました、というような車体。
さっきのブガッティといい、こういうデザインの車両、好きだな〜。1933年製、パリ・オルレアン鉄道で使用されていた ZZEty 23859 (VH 2211)。こちらも車メーカーのルノーが最初に作成した鉄道車両。
少しだけ内部も見ることができるのだが、運転席の隣にむき出しのエンジンが配置されていて、これだと騒音と振動と熱がすごかったんじゃないだろうか。
1929年製、PLM鉄道で使用されていた C11 n 11412 sanitarisable OCEM。見てのとおり病院車で、車内は簡易ベッドが沢山設置されている。
1933年製、アルザス・ロレーヌ鉄道で使用されていた郵便車 OCEM PAtf 40558。1933年製にしては随分短い車体と大きいダブルルーフが特徴だ。
1913年製、PLM鉄道で使用されていた Salon n 4 dite du general Joffre。登山列車にでも使われていたのだろうか、前面の眺望が良さそうな客車だ。
1894年製、アルザス・ロレーヌ鉄道で使用されていた Salon 10 AL Grande Duchesse。所謂ロビーカーというやつで、内部は広々としていてこの車両も前面眺望ができる構造になっている。
1909年製、PLM鉄道で使用されていた Salon n 11。一瞬オリエント急行か?とも思ったがエンブレムやロゴが入っていないので別車両だろう。
フランス国旗をこれでもかと飾り付けた蒸気機関車は1933年製、北部鉄道で使用されていた Pacific 231 H 8。
(その7)(その9)
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