シテ・デュ・トラン (その6) |
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2014年08月05日(火) |
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この博物館で一番広い歴史展示のホール。最初に入って左側へ進むと、この蒸気トラクターや蒸気エンジンの展示。ここは蒸気機関がどのように動作するか?というのをテーマにした展示。 | |
歴史的な機関車ということで1847年製、トロワモントロー鉄道?で使用されていた 111 n 5 Sezanne。運転席もむき出しなかなり初期の蒸気機関車だ。 | |
随分古い時代の台車の展示。解説がないので詳細は分からず。 | |
1936年製、北部鉄道で使用されていた 231 Pacific 3.1192 Chapelon Nord。機関車の下に潜って機関車の構造を見ることができる。 | |
1949年製、SNCFで使用されていた Hudson 232 U1。この機関車はタイマーが表示されていて、30分毎に煙を吐き出して動輪が回る仕組みになっている。 | |
1911年、北部鉄道で使用されていた 232 Baltic 3.1102。これは機関車を真っ二つに切って内部の構造が分かるようになっている。水の流れをLEDで表現している。 | |
これは解説が無くて良く分からなかったが、鉱山で使われていた石炭運び出し用の車両。線路の幅がトンネルに合わせてが極端に狭くなっている。 | |
こちらは炭水車のカットモデル。水を貯めておく構造がこれもLEDで分かりやすく表示されている。 | |
ここからは一番線・19世紀の鉄道のコーナー。この博物館で多分一番古い機関車、1844年製でマルセイユ・アヴィニョン鉄道で使用されていた 111 Buddicom n 33 St-Pierre。黒ばかりだった日本の蒸気機関車に比べると鮮やかな緑色だ。 | |
その次に古いのが同じマルセイユ・アヴィニョン鉄道で使用されていた1846年製、111 n 6 L'Aigle。こちらもボイラー周辺を木張りにしている。 | |
その当時の客車ということで1850年製、北部鉄道で使用されていた A151 一等客車。塗装の仕方が独特で、まだ馬車が全盛だった時代を感じさせる。 | |
同じく北部鉄道で使用されていた同年代の貨車、1856年製の Mixte 3e classe n 7061。 | |
1856年製、Chemins de fer de l'Etat 鉄道で使用されていた 032 Engerth n 312 l'Adour。随分ボイラーが長く背が低い印象の機関車だ。 | |
1900年製、珍しい木製のタンク車 Wagon bi-foudre en bois Jules Magail。特定用途と書かれていたので、見た目通りフランスらしくワインを輸送するタンク車だったのかも。 | |
1885年製、北部鉄道で使用されていた American 220 n 701。この辺だと随分近代の蒸気機関車の形になってきている。 | |
1882年製、CF de l'Est鉄道で使用されていた 120 n 2029 Parthenay。 | |
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