シテ・デュ・トラン
(その4)

2014年08月05日(火)
建物間をつなぐ通路にはレストランが設置されている。その名も「ル・ミストラル」。レストランも客車風にアレンジされている。
初代TGVの Sud-Est の鼻っぱしらだけのモックアップ。オレンジ色が懐かしい。
ここからは屋外の展示。まずは1971年製、SNCFの Z6100。Z6181と16181の2両編成。近郊電車として投入され、2013年とつい最近まで活躍した車両だ。
この車両は中に入ることができる。オレンジ色の鮮やかなシートが素敵。2+3列シートと、近郊電車特有の座席配置になっている。
車端部分には電源装置が車内に設置されている。ここにいると音や熱がすごかったんじゃないだろうか。
Z6100が横付けされているホームにはT型フォードと思しき車が展示。
その他、昔の駅舎や廃棄されたような部品まで雑多な展示がある。
新しそうに見えるが実は意外と古い1932年製、SNCFの Vehicule d'essais VE 251。多分見た感じから、古い客車を架線点検用車両に改造したものだろう。
1883年製、西武鉄道で使用していた Bourbonnais 030 C 815。
ここにはミニ鉄道が走ることがあるらしい。実際の鉄道路線の上をクロスオーバーしていた。
屋外から本館の建物を見る。やっぱりフランスはデザインのセンスが良いなと思う。
新しい保存車両を搬入するための路線。一般鉄道路線と博物館の間にトラムが開通してしまったため、今はトラムの路線に接続されている。
(その3)(その5)
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