かかみがはら航空宇宙博物館11
(その4)

2011年01月30日(日)
川崎KAT-1練習機。1953年に初等練習機用として開発されたが、T-32メンターが正式採用されることになり2機が試作されるのに留まった。この機体は復元されたもの。
日大/伊藤忠が設計したN-62イーグレット。日大の学生と伊藤忠航空整備の技術陣によって設計され、1964年に初飛行した国産軽飛行機。試作1機、量産5機の製造に留まった。展示器は山梨の日本航空学園で使用されていた量産1号機。
サーブ・サフィール91Bを改造した防衛庁技術研究本部の高揚力研究機。原型機のサフィール91Bは1945年に初飛行、1957年から原型機を改造し様々な実験を行った。展示機は最終形態のX1G1Bで連絡飛行や飛行試験支援機として岐阜基地で使用されていた。
航空宇宙技術研究所FA-200改型STOL実験機。富士重工のFA-200エアロスバルを改造し1966年からSTOL実験に使用された。
T-3初等練習機。T-34メンターを元に富士重工が開発し1974年に初飛行した。展示機は岐阜基地飛行開発実験団に所属し2006年まで現役の練習機として活躍した。
天井からは各種グライダーや人力機がぶら下がっている。純粋な自衛隊の施設ではないので、民間機の展示も多い。
(その3)(その5)
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