14タイ王立空軍博物館
(その9)

2014年01月02日(木)
アメリカ・ベル・ヘリコプター社製OH-13Hスー。アメリカ軍では1947年に採用された。タイでは1972年から1973年と極短期間だけ9機のスーが運用された。たった1年てなんに使ったんだろう…?このH-13Hという同型は日本の自衛隊でも使われている。
アメリカ・ヒラー・エアクラフト社製UH-12Bレイヴン。元々はH-23と呼ばれていた。タイでの導入コストは41774ドルと比較的安価。UH-12Bは元々民間用だったが、アメリカで海軍向けの練習用機としたもの。
こちらは別格の扱いになっているアメリカ・ベル・ヘリコプター社製UH-1Nツインヒューイ。VIP輸送用にタイ空軍が導入した機体で、ご覧のとおり王様一色の展示になっている。
同じくアメリカ・ベル・ヘリコプター社製206 B-3ジェットレンジャー3。タイでは5機を運用していたが、どうもカナダから中古を買ったようだ。
ここからはヘリ以外の展示。有名なイギリス・スーパーマリン社製スピットファイアMk14。太平洋戦争終結後のわずかな期間だけ使用されたらしい。
運用したのはタイ空軍のみという変わり種、ドイツ・ライン航空機製造社製RFB FT-400ファントレーナー。珍しいダクテッドファン推進システムを採用した練習機で全部で50機が製造された。
第一次大戦中にフランス・ニューポール社が製造したニューポール11ベベ。タイ空軍設立当初に配備された機体のうちの一機。
軍でどんな用途で利用されたのかよく分からないグライダーが天井からぶら下がっている。良く見ると片方の翼は外皮が無い。
これも説明のない良く分からないグライダー。
高射砲だろうか、恐らくボフォースの40mm。
なぜか空軍博物館なのに何箇所かこうやって火砲の展示がある。しかも解説がないのでさっぱり分からないので困る。
(その8)(その10)
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