ソミュール戦車博物館 (その9) |
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2014年08月04日(月) |
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1943〜1944年製、ドイツの鐘型観測塔。同じようなものがフランスではマジノ要塞に設置されていたので、ドイツのジークフリートラインに設置されていたものだろうか? | |
次は雑多な武器が展示されているコーナー。まずはAMX30 の105mm砲の砲身部分。 | |
1954年、ソビエト製の 82mm 砲。 | |
1956年、フランスのノール・アビアシオン社製SS.11有線対戦車ミサイル。 | |
1958年、フランスのノール・アビアシオン社製有線誘導対戦車ミサイル ENTAC。何故か解説板には ANTAC と書かれていた。 | |
解説板にはただジープとだけ書かれていたが、ジープをフランスのオチキス社がライセンス生産したM201に先ほどのENTACを搭載した車両。 | |
オーストラリアとイギリスが共同開発した装甲戦闘車両 FV1620 ハンバーホーネット。後ろに載っているのは、マルカラ対戦車誘導ミサイル。 | |
1936年、ドイツ製の野外電話線設置用のケーブル巻き取り機らしい。まぁマニアックなものまで展示していますね。 | |
1886年、ドイツ製の自転車。なんと第一次、第二次大戦を通じて伝令用に使用された自転車だとかで、そういう意味ではこれも軍用車両なのか。 | |
大戦中に最も多く生産された水陸両用車、ドイツのシュビムワーゲン。 | |
解説が全くなく、ただ写真が飾ってあるだけ…どうやら戦車が渡河する時に利用する潜水用の排気筒らしい。 | |
これも水陸両用車で1935年ドイツ製のトリッペルワーゲン。そもそもドイツで水陸両用車の元祖といえば、先ほどの有名なシュビムワーゲンではなく、ハンス・トリッペルさんが開発したこの車両らしい。(シュビムワーゲンは日本語にすると「水陸両用車」) | |
解説板がなくて良く分からない車両。赤いから消防用なのかな? | |
解説板にはフランス語で「変装車」とかかれた戦車。どうやら映画「パリは燃えているか」に登場したパンター役のM24らしい。 | |
1896年、スイス製の自転車。スイス軍から寄贈されたらしい。 | |
これも「LA BETE」という映画に使われた改造車両らしいが、良く分からない。 | |
特殊車両と書かれているが、それ以外の解説は無し…これは雪上車っぽく見えるが? | |
ある意味有名なACMA TAP。イタリアの有名なバイクメーカー、ピアッジオが製造したスクーターで、ローマの休日でオードリーヘップバーンが乗っていたのもこのバイク(無反動砲は積んでいないが…)。150ccのスクーターに無理やり75mm M20無反動砲を搭載し、落下傘部隊で運用するために製造された。 | |
フランス、パナール社製の軽装輪装甲車VBL。それがなんで黄色に塗られてここに展示されているのかは分からない… | |
1957年製、フランスのELC BIS。素性が良く分からないのだが、フランスが1950年代に戦車開発計画・ELCプロジェクトで製作された試作車の一つだろうか? | |
良く分からない車両だが、解説には「とうもろこしの車」と書かれていた… | |
これも素性が不明な車両。なんとなく水陸両用車っぽいけど違うかな? | |
1974年、ドイツの Zweirad Union 社製、汎用装輪式車輌・クラカ。西ドイツの空挺部隊で使用されたもので、元々は農業用のトラクターだったらしい。 | |
「ローマの戦車」と名付けられた手動式燃料給油車。1950年にフランスで製造され、フランス陸軍で使用されたものらしい。 | |
「スーツケース車」と名付けられた空挺用車両。フランスのテレビになんか登場したものらしい。 | |
1939年、フランス製ISSOISE 牽引トラクター。 | |
1955年、フランス製FOUGA VP90。 | |
ドイツの秘密兵器、遠隔操作式軽爆薬運搬車輌ゴリアテ。これは電気モータータイプの Sd. Kfz. 302。 | |
ドイツの携帯式対戦車擲弾発射器、パンツァーファウスト。 | |
その他、ここはとにかく雑多な展示で良く分からないものも多かった。 | |
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