ソミュール戦車博物館 (その10) |
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2014年08月04日(月) |
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次は冷戦期の東側諸国の車両を中心にした展示。ホールに入ってまずベルリンの壁、有名なチェックポイントチャーリーのしょぼい壁がそびえ立つ。 | |
と思ったら、中には本物のベルリンの壁が。解説にはわざわざ「本物」と書いてある。ベルリン市がフランスに記念として提供したものらしいが、なぜこの博物館に展示しているのかは不明。 | |
言わずと知れた東ドイツの国民車・トラバント601。601は1964年以降に製造された最新であり最終タイプのトラバント。この車両はベルリンの壁の警備にあたっていた東ドイツの国境警備隊で使われていた軍用タイプ。 | |
1952年製、T54中戦車。が、これは中国ではT59としてデッドコピーされたやつで、エジプト軍が中東戦争で使用した車両。 | |
同じ1961年製のT54/55。1955年に100mm砲へ換装したタイプ。 | |
1963年製T62中戦車。この車両は夜間暗視装置を装着したタイプで、アフガニスタンへ投入された。この車両は、1991年の湾岸戦争時の戦利品らしい。 | |
1967年製、BMP1歩兵戦闘車両。後部のハッチから歩兵の出入りを行う。登場時は画期的な車両で、この車両から「歩兵戦闘車」という新しいジャンルの車両ができあがった。 | |
1966年製、BRDM2戦闘偵察車両。 | |
言わずと知れたT34/85。85mm砲搭載なので/85。 | |
1950年製、BTR152装甲兵員輸送車。 | |
1975年製、装甲兵員輸送車BTR70。BTR-60PBの改良タイプ。 | |
1959年、チェコスロバキア製のOT64水陸両用装甲兵員輸送車。チェコスロバキアとポーランドの共同開発。この車両はオリジナルの初期型非武装タイプ。 | |
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