ソミュール戦車博物館
(その7)

2014年08月04日(月)
50mm PaK38 対戦車砲。1938年にラインメタル社が 37mm PaK 36の後継として開発した。
マーダー1対戦車自走砲。1940年のフランス降伏時に鹵獲したロレーヌ 37Lをベースに、75mm PaK 40対戦車砲を搭載している。
同じく対戦車自走砲のマーダー3 M型。M型は38t戦車の台車に75mm Pak40/3 を搭載したタイプで、最終派生形になる。
自走砲ヴェスペ。2号戦車の台車に105mm le GH18 榴弾砲を搭載したもの。
解説板がなくて良く分からない砲。防御盾がないけど大丈夫なんだろうか?
105mm 野戦榴弾砲を搭載するマーダー・オチキス leFH18(Sf) 39H(f)。フランス陥落後に鹵獲したオチキスH35からの改造された。
ドイツのもう一つの有名どころ、88mm Flak88高射砲。サブタイプは分からないが、この砲は牽引用にゴムタイヤを装備していて森林迷彩が施されている。
馬による牽引の輸送車だろうか?鉄の塊の戦車が走っている戦場で、こんなのどかな車両も同じ戦場で使用されていた。
正式名称は4号突撃戦車で、ニックネームであるブルムベアの方が有名になった自走砲。この車両は後期型で、車体幅まで広がった戦闘室とツィンメリットコーティングが特徴。
20mm Flakvierling38 四連装対空機関砲。
ヤークトパンター駆逐戦車。これも名前の通りパンター戦車の台車を流用したもので、88mm砲を搭載している。
ドイツ・ラインメタル社製の 37mm Pak 35/36対戦車砲。この 37mm 砲は3号戦車にも搭載された。
先ほども出てきたマーダー3自走砲で、こちらは Sd. Kfz. 139の方。38tから流用した台車は変わらないが、ソ連軍から大量に鹵獲した F-22 76.2mm 野砲を搭載したタイプ。
38式軽駆逐戦車ヘッツァー。駆逐戦車とは名ばかりの実質、装甲がある自走砲程度の車両だが、戦後もスイス陸軍が採用したりと中々優秀な車両だったようだ。
3号突撃砲。これも名前の通り3号戦車の台車を流用している。
これも同じ3号突撃砲の一種だが、この車両は派生タイプのSd. Kfz. 142/2 105mm突撃榴弾砲42。
4号駆逐戦車のF型。これも名前のとおり4号戦車からの改造。
これも4号駆逐戦車で70(A) Sd. Kfz 162/1と呼ばれるタイプ。アルケット社による生産型で、ニーベルンゲンで生産された4号戦車J型の車台をそのまま流用している。表記の(A)はアルケット社のA。この車両は1944年に連合軍に鹵獲され、この博物館で写真左側に見える被弾痕を残しながら修復した。
1932年製、ドイツの鋼製フィールドキッチン hf. 13。4頭の馬が牽引していたらしい。
(その6)(その8)
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