ル・ブルジェ航空宇宙博物館 (その5)
2014年08月06日(水)
	屋外展示されているB747は、別料金で中を見学することができる。タラップを登って最初に見えるのは機首部分のビジネスクラスのエリア。退役当時のシートがそのまま展示されている。
クラシックジャンボの最大の特徴がこの螺旋階段。現在の400型等と違い、2階部分が短いので螺旋階段になっている。
	2階部分は座席はなくアッパークラス用のラウンジになっていた。このラウンジになっている二階というのは初めて見たが、今のA380のフリースペースよりも大きくゆとりがある。
2階の先端には操縦席。クラシックジャンボのもう一つの特徴が、この航空機関士席だ。
	再び1階に戻って機内の見学。一部が仕切られて当時のまま残されているが、それ以外は撤去されて展示スペースになっている。所々にCAのマネキンが配置されているのがちょっと不気味。
このエリアは一部の座席が残されて自由に座ることができる。見学の子供達はここに座って係員の説明を聞いていたりした。
	その奥に進むと雰囲気は一転してむき出しのキャビンが現れる。ご丁寧にシートまでむき出しにされている。
トイレや洗面所もむき出しに。改めて見ると、こういう構造になっていたのかというのが良く分かる。
	地下？の荷物スペースにも降りることができる。こうして見ると車が入るほど随分広いスペースだったんだと気が付く。
一番後方は締切られていて、当時のエコノミークラスの席がそのまま残されている。
	見学を終えると後ろの非常口から表に出る。
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