ル・ブルジェ航空宇宙博物館 (その4) |
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2014年08月06日(水) |
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ここからは屋外展示。屋外だけあって大型機を中心に展示されている。この日は見学中終始強い雨が降っていて、じっくり撮影できなかったのが残念。まずはB747-128、機体番号はF-BPVJ。1973年にエールフランスに納入されたクラシックジャンボ。 | |
DC-8 Sarigue 電子戦機、機体番号はF-RAFE。フランス空軍が運用した電子戦機で、1976年に導入、2001年に退役した。元になった機体のサブタイは-53。 | |
フランス、ダッソー社のメルキュール100。機体番号はF-BTTD。わずか12機しか製造されず、全機フランスのエール・アンテールで運用された。この機体は電源系統が一部生きているらしい。 | |
アリアン5ロケット。1996年から使用されている欧州宇宙機関が製造した使い捨てロケット。 | |
アメリカ、ロッキード社製 P2V-7ネプチューン対潜哨戒機。フランス海軍で1958年から1984年まで運用されていた。 | |
フランス、ブレゲー社製 Br.1150 アトランティック対潜哨戒機。さきほどのP-2の置き換え用として開発された。 | |
フランスと西ドイツが共同開発した輸送機C-160R トランザール。 | |
フランス、ダッソー社製スーパーミラージュ4000戦闘機。アメリカのF-14, F-15に対抗する大型戦闘機として開発が進められた試作機だったが、結局フランスも含めて採用する国は現れなかった。この機体で得られたデータは、後にラファールの開発に生かされた。 | |
1973年からチェコスロバキアでソ連のMig-21をライセンス生産したMig21-13。当初はS-106と呼ばれていた。 | |
イギリスとフランスが共同開発した SEPECAT ジャギュアA攻撃機。サブタイプのAはフランス向けの単座攻撃機型。1973年にフランス空軍に納入され、1977年にモーリタニアの西サハラ問題、1990年の湾岸戦争、その後のユーゴ紛争等に投入され、2005年に引退した。 | |
フランス、ダッソー社製ラファールA戦闘機。フランス空軍・海軍でマルチロール機として導入され、21世紀になってから運用が始まった新しい機体。2003年からのアフガニスタン紛争、2013年のマリ共和国への軍事介入等で活躍した。この機体は1985年に製造されたプロトタイプ4号機で、1994年まで実験に使用されていた。 | |
ブラジル、エンブラエル社製練習機 EMB-312F ツカノ。サブタイプのFはフランス仕様を意味し、2009年まで運用された。 | |
再び登場、SEPECAT ジャギュアE 練習機。ただしこのE型は、イギリス空軍向けに生産された複座練習機タイプ。 | |
フランス、ダッソーブレゲー 社製のシュペルエタンダールM艦上攻撃機。Mは近代化改修タイプで、1978年からフランス海軍で導入された。アルゼンチンにも輸出され、フォークランド紛争時にはエグゾセ空対艦ミサイルとの組み合わせでイギリス海軍に大打撃を与えた。 | |
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