ル・ブルジェ航空宇宙博物館 (その15) |
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2014年08月06日(水) |
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ここからは珍しいフランスの実験機のコーナー。1965年、シュド・アビアシオン社製ミラージュ3V。見た目は通常のミラージュ3に良く似ているが、垂直離着陸の実験機。 | |
1956年、ダッソー社製ミラージュ3A01。ミラージュ3の原型初号機でフランス初のマッハ2を突破した機体。 | |
1971年、ダッソー社製、ミラージュG8。当時世界中で流行した可変翼の実験機でマルチロール機だったが、結局ミラージュシリーズに可変翼機が採用されることはなかった。 | |
ミラージュG8に搭載されていたスネクマ・アター9K50 ターボジェットエンジン。 | |
1946年、シュド・ウェスト社製SO6000トリトン。フランス初のジェット機だが、ドイツ占領後も地下で研究が続けられた。戦後に完成した初号機はエンジンの開発が間に合わず、皮肉なことにドイツのユモ004エンジンを搭載して初飛行した。 | |
こちらはトリトンに正式に採用された遠心圧縮式ターボジェットエンジンのロールスロイス・ニーンエンジンを、スペインのイスパノ・スイザ社がライセンス生産したバリアント102Aエンジン。 | |
ニーンエンジンが間に合わず、初期の実験に使用された軸流式ターボジェットエンジン、ドイツのユモ 109-004B。見た目ですぐに分かるが遠心圧縮式と軸流式では大きさが全く違うのに、どうやって取り付けたんだろう? | |
1952年、ダッソー・ブレゲー社製ミステール4A No.1。どうやらミステール4Aの原型初号機。この機体は1953年にフランスで初めて音速を突破した機体らしい。 | |
1953年、シュド・ウエスト社製 SO9000 トリダン1 01。ロケットエンジンとターボジェットエンジンのハイブリットエンジンの実験機で、超音速要撃機を目指していた初号機。胴体内にロケットエンジン、翼端にターボジェットエンジンを配置する。 | |
1953年、ペイヤン社製ペイヤン Pa49 ケイティ。ターボジェットエンジンを搭載した小型デルタ翼実験機で、後のミラージュシリーズ等のデルタ機の原型とも言える機体。当時は世界最小の機体で全木製。 | |
1954年製 HIRSCH H-100。なにかの実験に使われた機体らしいのだが、フランス語が良く分からない… | |
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