14ベルギー王立軍事歴史博物館 (その5) |
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2014年08月03日(日) |
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イギリス、デ・ハビランド社製ジェット戦闘機・DH-115 ヴァンパイア T.11。T11は複座の練習機。 | |
イギリス、エアスピード社製練習機・オックスフォード。1937年にイギリスで採用された練習機で、戦後も引き続き練習機として使用された。ベルギーでは練習機用以外にも輸送機として42機が導入され、そのうちの6機は独立後のコンゴで1960年まで使われたらしい。 | |
世界中で活躍したDC-3の軍用版、アメリカ、ダグラス・エアクラフト社製C-47Bスカイトレイン。ただしここの解説板にはイギリスでの名称「ダコタ」と書かれていた。47Bはヒマラヤ山脈越えにスーパーチャージャーを搭載した型で、多くがC-47Dに改造されたはずなので、47Bが残っているとしたら貴重な機体だ。この機体はベルギーで1947年から1976年まで活躍したらしいので、どこの国でもDC-3は長持ちするものだ。 | |
イギリス、パーシヴァル社製 P-38ペンブローク輸送機。展示機は多分、ベルギー向け輸出モデルのC51。ベルギーでは1954年から1976年まで12機を運用していた。この機体にはなにかの研究機関用のカメラが機首に取り付けられている。 | |
イギリス、デ・ハビランド社製DH.89ドミニー。元々は1930年代に商用旅客機として開発されたドラゴン・ラピードを、イギリス空軍で航法訓練機として使用した軍用版。操縦性に優れ戦前の旅客機としては成功した機体で、実は今でも飛行可能機がある。 | |
アメリカ、フェアチャイルド社製C-119フライング・ボックスカー輸送機。ベルギーでは1952年から46機が導入され、特に1960年代にアフリカの植民地が立て続けに独立した時に活躍したらしい。1973年にC-130と置き換えられて引退した。以前来た時には、確かこの中を見学できたはずだが、今回は中に入れなかった。 | |
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