14ベルギー王立軍事歴史博物館
(その6)

2014年08月03日(日)
アメリカ、ダグラス・エアクラフト・カンパニー社製A-26インベーダー爆撃機。展示機は機首に12.7mm機銃を8挺搭載したB型。
イギリス、デ・ハビランド社製モスキート Mk30。Mk30はアメリカ製機上レーダーAI Mk.X機上レーダーを装備し、エンジンをマーリン72/76に換装した夜間戦闘機タイプで、戦後ベルギーに配備された。
イギリス、フェアリー社製バトル爆撃機。第二次大戦開戦時には既に旧式機となっていて、次第に練習機等にまわされた。バトルはベルギー軍も装備していたらしく、この機体にもベルギーのラウンデルが入っている。開戦初期の低地諸国戦の1940年5月11日、ベルギー軍が趣向したアルバート運河攻撃にバトルが参加したようだ。
イギリス、ブリストル社製ブレニム軽爆撃機。解説板が見当たらなかったので詳細は不明。ベルギーでの運用実績はなく、イギリスのラウンデルが付いているのでイギリスの機体みたい。
イギリス、ホーカー・エアクラフト社製ハリケーン2C戦闘機。2Cは2Bからイスパノ・スイザ機関砲に換装したタイプ。
もう一機あったイギリス、スーパーマリン社製・スピットファイアのMk.9。Mk9は戦後ベルギーでも1954年頃まで使用されていたが、この機体はイギリスのラウンデルを付けていた。
イギリス、デ・ハビランド社製DH.82タイガー・モス練習機。1931年に初飛行し8000機以上生産された名練習機。現在でもフライアブル機が存在する。
イギリス、マイルズ・エアクラフト社製 マジスター初等練習機。1937年に初飛行し、1400機以上が生産された。ベルギーでは1953年頃まで現役だったらしい。
(その5)(その7)
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