スミソニアン協会
国立航空宇宙博物館別館
スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター

(その5)
http://www.nasm.si.edu/museum/udvarhazy/

2007年8月21日(火)
このページは民間旅客機を中心に解説。これはユンカース Ju52/3m。大戦前にドイツが開発した旅客機でルフトハンザで活躍。戦中は輸送機、爆撃機として使用され、戦争後期は既に旧式化したにもかかわらずその安定した性能で終戦まで使用された。戦後も民間機として使い続けられ、現在でもレストアされ飛べる機体も残っている。
戦前に製作されたグラマンG-21「グース」水陸両用飛行艇。一部はアメリカ軍や自衛隊でも救難用等で使われた。
ボーイング307「ストラトライナー」。与圧キャビンを持つ最初の民間航空機。これが戦前に製作されていたというのだからすごいものだ。
戦前はパンナムで主に南米路線で使用されていたが商業的には成功した機体とはいえなかった。第二次大戦開戦で軍に徴発されてC-75として運用された。パンナムでの愛称は「クリッパーフライングクラウド」。
この機体、ボーイング社で完璧にレストアされた後、自力飛行でダラス空港まで飛んできてこの博物館に収蔵されたというのだから驚きだ。今でもすぐに飛べる状態にあるらしい。
ボーイング367-80「ダッシュ80」。アメリカ初のジェット輸送機の試作機。その後一世を風靡したボーイング707の原型となる。この機体もダラスまでは自力飛行でやってきた。
誰もが知っている民間旅客機唯一の超音速機「コンコルド」。これはエールフランスで使用されていた機体。
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