スミソニアン協会
国立航空宇宙博物館別館
スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター

(その3)
http://www.nasm.si.edu/museum/udvarhazy/

2007年8月21日(火)
お次はヘリのコーナー。はっきり言ってそれほど興味もないし数も多いので撮り方がいい加減だ^^;
アメリカベル社が製作した汎用ヘリコプラーUH-1H 、愛称「ヒューイ」。ベトナム戦争等でも活躍し、今でも現役で就役している国もある。
シコルスキー社製S-58(と思われる、これもメモがない…)
前部が開いていてなかなか変った光景を見ることができる。
アメリカシコルスキー社製UH-34D「シーホース」。元は上記のS-58型からの派生系でこれは多用途機タイプ。
世界各国でライセンス生産が行われ、幅広く使われた。西側先進国では早い時期に引退したが、現在でも現役で活躍している国もある。
ついでに説明板が間に合わなかったのだろうか、たまに紙に説明が書いてあるものもあった。
フォッケ・アハゲリス Fa330A「バッハシュテルツェ」。ドイツ軍の潜水艦、Uボートに搭載され哨戒に用いられた。実はこれ、動力を持たないので正確には「凧」と呼ぶのが正しいのかも。
ドイツのナグラー・ロルツNR54 V2。これもヘリと呼ぶのは怪しいですが、人間の背中に直接背負って飛ぼうとしたもの。
一応折りたたみ式だが結局実用化されることはなかった。
シコルスキーXR-4C。アメリカ軍が朝鮮戦争に投入した。
現代のヘリに比べると随分簡素な作りだが、輸送や人命救助といったヘリの運用方法が確立したのもこの戦争、この機体からと言っても良い。
ケレット社が開発したXO-60。主にアメリカ陸軍でで観測用に用いられた。姿は普通のレシプロ機にオートジャイロを付けたような格好だ。第二次大戦時には既に実戦配備されていた。
これも正確にはヘリとは言えないが、ベル社製のチルトローター機XV-15。世界で初めて転換式航空機の実験機として作成された。見ての通りヘリのような形態で垂直上昇し、その後空中で飛行機の形態に移行する。後のV-22の原型とも言える機体。
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