スミソニアン協会
国立航空宇宙博物館別館
スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター

(その2)
http://www.nasm.si.edu/museum/udvarhazy/

2007年8月21日(火)
ここからは宇宙関連を紹介。入り口の近くにスペースシャトル「ディスカバリー」号のフライトシミュレーターらしきものが置いてある。入り口にはネットが張ってあって中がよく見えなかった。
宇宙関連の学習施設らしい。PCが何台か置いてあり、学校の授業などで来た子供たち向けなのだろう。
地上での宇宙飛行士の訓練に使われた装置らしい。ここら辺は最後の方に見たので、疲れて結構メモを残していませんでした、すいません。
見た目はアポロ号に似ている宇宙船ですね。これも正式名称は分かりませんが、どうやら海上に帰還した時のまま展示されているようです。
この他にも床には説明も取り付けられていない未整理のままの不明な展示物がいくつもあります。
こちらも同じく未整理の訳の分からない展示物。開館してから4年は経つというのに、未だにこういうところがアメリカらしいですね。
天井を見上げると無数の人工衛星が展示してあります。でもこれではどれがどれなんだかさっぱり分かりません^^;
このスペースのメインはスペースシャトル「エンタープライズ」号。この機は地上で実験した際に747の背中に乗った写真で有名になった機体。だがこいつ自身は宇宙には行っていない。
IUE Control and Display System。詳しい解説は読めなかったが、ロケットや宇宙船の姿勢制御等を行う装置らしい。
ここからはミサイル編。これもなにか失念してしまったのですが、おそらく核弾頭搭載可能な大陸間弾道ミサイル。その巨大さに圧倒されます。
ソ連製ガイドラインミサイル「SA-2」。アメリカのU-2偵察機を多数撃墜したことでも有名だ。
スパロー2ミサイル。正式名称はAIM-7。アメリカ、および西側諸国で広く使われた空対空ミサイル。
ソ連製の短射程空対空ミサイルK-13(R-13)。NATOコードネームはAA-2「Atoll」。
NATOで用いられた空対地ミサイルLAU-10「Zuni」。主にA-10等に装備された。
第二次大戦中にアメリカで開発された最も高性能なミサイルの一つ、対装甲誘導段BATミサイル。
JB-2「LOON」ミサイル。見た目ですぐに分かるとおり、戦中のドイツ軍のV-1ミサイルを実験用として作成したもので、なんと製作したのはフォード社。
銃で有名なラインメタル社製R1「ライントホター(ラインの守り)」。大戦末期にドイツが開発した地対空ミサイル。当時としてはかなりの先進性があり、二段式、無線遠隔装置等を備えていた。
フリッツX。ドイツが対戦中に開発した誘導爆弾。ルールスタール/クラマーX-1が正式名称。1943年に連合軍へ降伏したイタリア艦隊に向け発射され、撃沈している。史上初の対艦ミサイルといえよう。
これも大戦中にドイツが開発した地対空誘導ミサイルHs117「シュメッターリンク」。結局このミサイルは実戦で使われることなく終戦を迎えた。
これもメモを取り忘れたもので、たぶんV-1をモデルにした巡航ミサイルの一種だと思われる。
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