スミソニアン協会
国立航空宇宙博物館・別館
スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター

(その1)
http://www.nasm.si.edu/museum/udvarhazy/

2007年8月21日(火)
国立航空宇宙博物館・別館へは、まずダラス国際空港へ行かなくてはならない。行く為には何種類かルートがあるが、今回は地下鉄+バスというルートで行ってみた。まずオレンジラインの「ウェストフォールズチャーチ」駅まで行く。ここは既にワシントンの郊外にあたり、地下鉄も地上を走っている。
駅を降りるとすぐバス乗り場がある。だが空港行きの案内が見つけられず、人に聞いてようやく乗り場が分かった。どうも案内が不親切だ。ちなみに階段を降りてすぐ手前側が乗り場だ。空港まで行くのは「ワシントン・フライヤー」号で30分おきに出ている。料金は片道9ドル、往復16ドルで往復で買った。ちなみにカードも利用できる。
バスを待っていると日本人に話しかけられた。どうやら某F通のワシントン駐在の重役らしい。いろいろとアメリカやワシントン、アメリカ人の考え方の話し等が聞けて楽しかった。
30分ほどでダラス空港に到着。独特の外観に興味を惹かれる。が、本来は空港内は撮影禁止らしかった。
さて、別館へはさらにここからミニバンタイプの小型バスに乗り換えて行かなくてはならない。また博物館行きの案内がバス停には出ておらず不親切。こちらは1時間に1本しか出ていないが時間を調べて15分乗り換えで着くようにホテルを出てきた。ちなみに料金は50セント。
空港の敷地を抜け15分ほどすると管制塔を模したような建物が見えてきた。大きな展示用のハンガーを持つ別館だ。
ここもスミソニアンなので基本的に入場料は無料。別館のスティーブン・F・ウドヴァーヘイジーセンターの名前は、ここの建設に寄付をしたILCF社を設立した彼の名前である。
エントランス。中に入るといきなり天井が高い。すでに奥には航空機がちらほら見えて気分が高鳴る。平日のためか広すぎるためかあまり人がいるようには見えなかったが、学校の学習でくるのだろうか、子供たちの集団が多かった。
911の時、WTCに突入した航空機の一部。こんなところにまで展示があるとは思わなかった。
さて最初はエンジンのコーナー。各時代の名エンジン達がずらりと並んでいる。
GE社製J31。アメリカ初のターボジェットエンジン。P-59AsとP-59Bsに搭載された。
ユンカース社製Jumo 004 B4。言わずと知れた世界最初の実用ジェット戦闘機、Me262に搭載されたエンジンだ。
こちらは上記のJumo 004の親戚とも言える日本の空技廠製作のネ-20。ドイツから持ち帰ったJumo 004の設計図を元に製作され、同じく持ち帰られたMe262を元に製作された橘花に装備された。
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