18ミュージアム・オブ・フライト (その2) [グレートギャラリー] |
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2018年04月07日(土) |
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ライトフライヤー号。最初の飛行機と呼ばれるが、実際には細かい定義がいくつかある。 | |
ボーイング・40B。ボーイング社が初めて開発した複葉旅客機。B型はエンジンをプラット・アンド・ホイットニー社のホーネットに換装したタイプ。 | |
一緒に展示されていた当時の郵便車。 | |
ボーイング・80A-1。1928年にに初飛行したモデル80の乗客数を12人から18人に増強したのがA型。さらに尾翼に変更を加えたのが-1型。この機体は1934年にユナイテッド航空から引退し、アラスカの貨物航空会社に売却された時に貨物用のドアを取り付けるなどの改造を受けその後しばらくスクラップ状態だったが、1960年に回収されボーイング社で修復工事が行われた。現存する唯一のモデル80。この飛行機の就航からスチュワーデスが採用されたと言われている。 | |
客室内部もきれいに再現されている。この一つ前のモデル40は郵便機に乗客を乗せていたので著しく快適性が悪かったが、この機体から格段に設備が向上している。暖房が装備され個々のシートには読書灯やレザーシートが装備され、当時としては豪華なキャビンだったそうだ。 | |
ボーイング・100/P-12/F4B。第一次大戦中に活躍したモデル83の後継機でモデル100は民間用、P-12は陸軍用、F4Bは海軍向けの番号で、合計600機以上生産された。この機体はプラット・アンド・ホイットニー社に売却されてエンジンテスト用として使用されたモデル100で、現在はR-985ワスプ・ジュニアエンジンが搭載されている。その後映画に頻繁に使用され、1977年に陸軍のP-12塗装に復元されて博物館入りした。 | |
ステアマン・C-3B。ライト・J-5エンジンを搭載したスポーツ機。戦後は主に農薬散布機等に使われていた。この機体は1986年に博物館が購入し、1927年頃にに運用していたウェスタン・エクスプレス航空の塗装で復元された。 | |
カーチス・ロバートソン・ロビン・C-1。第一次大戦後に大量に放出されたOX-5エンジンを搭載して1928年に個人向け飛行機として製造された。リーズナブルな価格で人気があり769機も販売し、当時最も商業的に成功した飛行機の1つだった。この機体のエンジンは185馬力のカーチス・チャレンジャーを搭載し「ニュースボーイ」の愛称があり、その名の通り1929年に新聞輸送機として購入された。輸送と言ってもこの飛行機で直接空から新聞を落とすと言う豪快なやり方で当時話題になったらしい。しかしその後竜巻によって破損し放棄されていたが、1972年にエンジンをライト・R-760-8に換装してこの博物館に貸与された。 | |
やはり当時の一般的な新聞配達のスタイルは自転車だったのだろう。わざわざ展示しているのは、この飛行機と比較する為だろうか? | |
スティンソン・モデルO。当初アメリカ軍の練習機として計画されたが、最初はホンジュラス初の空軍設立の為に3機製造された。その後3機が中国、1機ブラジルとアルゼンチンそれぞれに売却された。プロトタイプだけアメリカに残され、結局9機しか製造されなかった。しかも現存機は1機も無く、この機体は2000年に復元されてシリアルナンバー10を付与され、多くの航空ショーに出演している。 | |
ロッキード・モデル10-E・エレクトラ。1930年代当時人気だったダグラスDC-2とボーイング247に対抗するために製造された。この機体は登録レジ・N72GTを持っているので、今でも飛行可能状態なのかな?ただ実際の機体には、女性で始めて大西洋単独横断飛行に成功したアメリア・イアハートのNR-16020が記載されている。1935年にノースウェスト航空に納入された後1942年に軍に徴用された。戦後はブラジル空軍、ヴァリグ・ブラジル航空等で活躍した。 | |
MIG-15bisの中国に貸与されたJ-2殲撃2型。1947年に初飛行し朝鮮戦争に投入され、当初アメリカに大きな脅威を与えたMIG-15の改良型。この機体は1990年に中国から直接買い取ったもの。 | |
カナディア・CL-13B・セイバーMk.6。アメリカのF-86セイバーをカナディア社(後にボンバルディアに買収)がライセンス生産したもの。この機体は1974年にカナダ空軍を退役した後ボーイング社に渡り、テスト飛行のチェイサー機として活躍し、1991年にこの博物館に寄贈された。 | |
ヴォート・(XF-8A)XF8U-1・クルセイダー。この機体はプロトタイプで1955年に初飛行、音速も突破した。5年間の試験飛行を行った後スミソニアンに寄贈され、数年前に修復工事が行われてこの博物館に入った。 | |
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