パークハイアット・ソウル
デラックスツインルーム

(その2)
http://seoul.park.hyatt.com

2006年8月13日(日)〜8月14日(月)
部屋に入るカードキーもタッチセンサー式だった。この方式の鍵のホテルは初めてだ。中にはいると、やはりここも外壁側は全面ガラス張り。
低層階だから眺めは良くないが、それでも隣のバスルームまで柱の一本も無くガラスが連なっており、高い天井とあわせてこの解放感は圧倒的だ。部屋の広さは50平米は越えるだろうか、かなりゆとりのある空間になっている。
室内は最近のハイアット系の特徴の「なんでも隠す」が徹底している。ポットが壁の中に隠されていたのにはびっくりだ。最初にベルガールに教えてもらわなければ、きっと永久に探し出せなかっただろう。
その他、セイフティボックスやグラスの類も全て一つの家具の引き出しに収められており、見た目はとてもすっきりしている。ただしあまりにも引き出しの数が多いので、どこになにが収納されているか覚えられないうちは何度も引き出しを開ける羽目になってしまう。
一方でライティングデスクはとても狭く感じた。ちょっとした手紙を書くくらいなら良いだろうが、ビジネスで使うには手狭だ。
そのかわりなのか、直ぐ近くに配置されているダイニングテーブルはそれなりに広々としているので、結局ノートPC等は常時こちらに置くことになった。
ベッドはツインベッド。キングサイズに比べれば小さく感じるが1人で寝るには十分な広さだ。ベッドを囲うようにして間接照明が配置されており、夜になると落ち着いた雰囲気を醸し出す。
枕元には照明やカーテンのスイッチ類が集中しており、全てここで操作することができる。
窓側にはテレビや外の景色を見ながら寛ぐにはぴったりの一人掛けのリラックスソファが置かれている。
そのテレビはさすが地元LG製の薄型大画面テレビ。DVDデッキも付いていて、フロントでソフトの貸し出しもしている。
部屋の中央にベッドルームとバスルームをしきるようにクロゼットが配置されている。大抵クロゼットはエントランス付近が多いものだが、こんな中央にどかんと配置されているのは初めてみた。
しかもベッドルーム側からもバスルーム側からもクロゼットを開けることができるので、やろうと思えば通り抜けることもできる。
確かにこれなら外から帰ってきてベッドルーム側から洋服を掛け、出かける時はバスルーム側から取り出して鏡を見ながら身支度ができる。 クロゼットの中にはバスローブやスリッパ、何故か消火器も用意されている。
クロゼットの扉にはさまれるように引戸があるのだが、これがイマイチ意味が不明だった。ベッドルーム側からお風呂はガラス張りなので丸見えなのだが、それを隠すためなのかとも思ったが横幅が足りずに全てを覆えない。
そもそもバスルーム側からブラインドを降ろせるのでここについたてを配置する必要性もない。その割にはクロゼットの扉とは明らかに違うインテリアとしての装飾が施されている。
その仕切られたクロゼットの裏に回るとバスルーム。ここのバスルームはバス、トイレ、シンクが完全に仕切られている。
ベッドルーム側が木の温もりを感じさせるインドアの場所だとすると、バスルーム側は天然石むき出しの自然の中のアウトドアを感じさせるような場所だ。
すりガラスのトイレには、海外のホテルにしては珍しく洗浄機能がついていた。
シンクはやはりここでも徹底的にモノは隠すという方針が貫かれており、アメニティ関係は全て1つの箱にキチンと収められている。
シンクの壁一面が鏡張りになっていて、水道の蛇口が鏡の中から飛び出しているほどだ。シンクも広々していて椅子も置いてあり、身支度を整えるのにはもってこいだ。
バスアメニティは最近のハイアット系の流行なのだろうか、イソップだった。
シャワーのカランがまるで細身のマイクのような形で変わっていた。それでも水量が十分出る。普通のシャワー以外にもレインシャワーもついていて、最近の流行は全て押さえている感じ。
バスタブは日本のお風呂のように深くてたっぷり肩までつかれるタイプ。ちゃんとバスルームにもテレビが備えられている。
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