パークハイアット・ソウル
デラックスツインルーム

(その1)
http://seoul.park.hyatt.com

2006年8月13日(日)〜8月14日(月)

COEX
地下鉄2号線三成駅が最寄り駅のこのホテル、まだ開業したばかりのせいだろうか、駅構内にはホテルの案内が全くなく、案内所に聞いても知らないというので途方にくれてしまった。仕方がないので一度適当に地上に出てあたりを見回してからホテルの位置を確認し、再度地下通路を進むことにした。
それにしてもHP等でホテルの外見を知っていたから良かったものの、ホテルの建物にはハイアットの看板はHの一文字すら出ておらず、見た目はただのオフィスビル。タクシーで行けということなのかもしれないが、そのタクシーも「パークハイアット」で通じることが殆どなかった。都会の隠れ家というコンセプトも良いが、もう少し初めての人でもわかりやすい案内表示をして欲しかった。
地下通路からホテルの最寄の出口に出ると、我々に気がついたベルボーイがすぐにかけつけてきて日本語で話しかけてきた。この対応にはびっくり。確かに周囲にホテルはないのかもしれないが、ただのスーツケースを持った旅行者だったらその後は「あ、そ」で済ますのだろうか?スーツケースを持ってくれ名前を聞かれそのままホテルまで案内してくれる。
ホテルの入口にも小さく「PARK HYATT SEOUL」とプレートがあるだけで、これを見落とすとなんの入口だか分からない。ここは最近のホテルのはやりと同様、最上階にフロントがありここは単なる入口。石造り風の内装に怪しい間接照明がシャレた空間に仕上がっているが、車寄せも含めてかなり狭い。
荷物は後で部屋に運んでくれるというので、そのまま手ぶらで最上階のフロントへ。エレベータもシャレていて、タッチセンサー式のボタンは間接照明になっている。
エレベータの天井も間接照明になっており、上昇するにつれて色が変化していく演出などはなかなかのものだ。
色が変わっていく天井

フロントから見た外の景色
エレベータを降りると一転、全面ガラス張りのフロントは明るく開放的。まるで別世界に降り立ったようだ。このフロントの雰囲気も含めてエレベータ内から演出しているのだとすればたいしたものだ。
ところがバウチャーを渡してチェックインの手続きを始めると、すでにチェックイン時間は過ぎているのにまだ部屋の用意ができていないという。1時間くらい待って欲しいと言うので、まだ食べていなかった昼食をとりにいくことにする。きっと昨日は土曜の夜で満室のうえに、レイトチェックアウトをする客が多かったのではなかろうか。
夜のフロント

ロビーラウンジ
再び地下通路を戻り、近くのデパート内で韓食料理を食べたりしてから約1時間半後にフロントへ戻ったのだが、なんとまだ準備ができていないという。後10分待って欲しいというので、仕方なくフロント横のロビーでお茶をすることに。
エレベータ側の壁以外はすべてガラス張りなので、外の風景が良く見えて気持ちが良い。ロビーの奥にはプールも見え、光と水のコントラストが見事だ。

ロビーラウンジの天井
しばらくしてからようやく部屋の用意ができた、と言いに来た。あまりにも待たせたお詫びだろうか、お茶の代金は払わなくても良いと言ってきたのでご馳走になることに。こういう気遣いにミスをフォローするのも上手いと感じた。
今度は客室専用のエレベータで降りる。アサインされた部屋は6階と残念ながら低層階。
薄暗い廊下はここも間接照明が基本だ。廊下の壁も木目で統一されていて、壁にはところどころに置物などが飾られている。
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