ヒルトン・プーケット・
アルカディア・リゾート&スパ
ゲストルーム

(その2)
http://www.hilton.com/

2006年1月04日(水)〜1月08日(日)
[ゲストルーム]

アンダマンウィングの入口
その後チェックインの手続きをしてくれた日本人スタッフの方が、そのまま部屋まで案内してくれる。このホテルには4人の日本人スタッフがいること、この時期は日本からの宿泊客が多いこと、案内してくれたスタッフがまだこちらに来て半年しか経ってないこと、など話しながら部屋に到着した。
一通り部屋の説明を聞き、なにかあったら35番に電話をかければ日本人のスタッフが出ますよ、と教えてくれる。おかげでその番号は、今回の宿泊ではなにかと重宝した(ホテルスタッフには迷惑な話かもしれんが…)。
部屋の様子

アジアンテイストな内装
部屋は説明通りゲストルーム。このホテルでは初期の頃からの建物だが、メンテナンスが良いのだろう、多少水周りが古臭いが部屋は清潔で家具の手入れも行き届いており居心地の良い部屋だ。部屋全体は梁やドアなどに木を多用し、タイの民族的な絵が描かれた壁掛けが飾られてアジアンテイストを感じさせる。特に床はタイル張りでヒンヤリとしており、温暖な南国ではこの床が気持ち良い。
海が見える部屋とのことだったが、残念なことに海の真正面ではなかった。海に対して弓なりに突き出した建物の端から3番目の部屋で、確かにバルコニーからは海も見えるがホテルの庭の方が良く見える。
かろうじて海が見える

夕日もぎりぎり
しかもバルコニーから身を乗り出さないと夕陽が沈むところを見れない位置だった。それでもバルコニーからの眺めは素晴らしく、しばしここの椅子にもたれかかってぼーと外を眺めていた。
そのバルコニーには簡単な作りの椅子が2つに机が1つ。さらに観葉植物が1鉢置いてある。バルコニーの柵は低めに設けられており、部屋からの眺望は申し分ないのだが、バルコニーの椅子に座るとちょうど目線が柵と海岸線がかぶってしまうのが惜しい。もう少し座高が高ければ良いのかな?昼間にはこのバルコニーにも鳥が訪れ心を和ませてくれる。
居心地の良いバルコニー

十分な大きさのベッド
ベッドはハリウッドツインとのことだが、こちらの希望通りダブルでセッティングしてくれている。広さはツインとしてもダブルとしても十分。枕元には左右独立した読書灯が設置されている。
窓際には籐で出来たオットマン付きのチェアが置かれており、そこからゆったりと海を眺めることができる。ベッドの上に置かれているクッションは、ターンダウンが終了するとここに置かれる。
サイドテーブルには照明とスイッチ類がある。このスイッチにテレビのスイッチもあるのだが、根元の電源から切るらしく、このスイッチをオフにするとリモコンではテレビがつかなくなる。テレビのリモコンで十分用が足りると思うのだが、これも古い設備の名残なのだろうか。
他には照明のスイッチもあるのだが、ここにあるスイッチだけで部屋の照明が全て消せる訳ではなかった。こういうところに不便さを感じる。
他にはエアコンのスイッチと温度調整、ラジオのチャンネルとボリュームの調整ができ、机上には電話に目覚まし時計、ライトにメモ帳が用意される。

サイドテーブル

山盛りのウェルカムフルーツ
ビジネス利用が少ないせいか、室内にライティングデスクはない。代わりに小ぶりのダイニングテーブルが用意されている。テーブルの上には南国の美味しそうなウェルカムフルーツが山盛りに用意されていた。さすがプーケット、こんなに豪勢にもられたウェルカムフルーツは初めてだ。
他にフルーツ用の皿とフォークとナイフが2組用意され、ウェルカムメッセージに電話とメモ帳でテーブルの上は一杯だ。
しかも壁際に配置されたテーブルの壁際に椅子が置かれており、実際はそこに入り込んで座ることは難しい。結局椅子を引き出して使うことになるのだが、部屋を広く見せるための工夫とはいえ、もう少し配置を考えて欲しかった。
他にLANケーブルが机上に用意されていた。料金は24時間で750バーツと、こちらの物価としてはべらぼうに高かった。

ダイニングテーブル

テレビとミニバー
その隣にはテレビ、ミニバー、冷蔵庫等を備えたアーモアが置かれている。テレビは随分古い小型の曲面ブラウン管タイプ。ミニバーには伝票が見つからず、一体いくら請求されるか分からないので利用しなかった。
しかしビンに入ったミネラルウォーターは無料で、飲んだら飲んだ分だけ補充してくれるのはありがたい。他には電気ポットも用意されているのは便利。
さらにその隣にはかばんを乗せられる台がある。広めなのは良いのだが、持ってきたスーツケースを広げるには微妙な大きさだった。
微妙な大きさ

日本の玄関のようなエントランス
エントランスと部屋の間には段差があり、ちょっとした日本の玄関のような雰囲気。そのエントランスにはおきまりのクロゼットがある。クロゼットは開けると自動でライトが点く仕組みなのだが、接触が悪いのかきっちり閉めないとライトが消えてくれない。クロゼット内にはセイフティボックスと棚の中にスリッパと浴衣のような寝巻きが用意されている。
傘も2本ハンガーと一緒にかけられており自由に使える。ところがこの傘を持って外出すると、目ざといトゥクトゥクやタクシーの運転手にすぐにヒルトンに泊まっているのがばれてしまい(傘を閉じているにもかかわらず!)、客引きをかわすのに苦労する羽目になってしまった。
クロゼット

大きな姿見とバスルームのドア
バスルームの反対側にあたる壁には大きい姿見が設置され、そこに簡単な台と椅子が用意されている。お出かけ前にちょっとしたメイクができるようにしてあるのだろうが、今回は主に私のコンタクトを外す時に使わせてもらった。
バスルームはエントランスからも部屋からも入れるように二箇所ドアがある。
このドアの調子が悪く、よくつかかって開閉できなくなってしまうのだが、いつもルームメイクが終わるときちんと直っていた。

バスルーム

広々としたシンク
シンクは三面鏡になっており、広さも十分で使いやすい。ちょっとした観葉植物とアメニティが置かれている。
アメニティは石鹸やシャンプー類等最低限の揃えだが、毎晩一片の花びらが置かれているのが心にくい。
アメニティ一式

少し狭いバスタブ
バスタブは浅くしかもバスルーム内の排水もイマイチそうなので、日本のような肩までつかるような入り方はできない。普通にシャワーを浴びるのみにしか使えないが、それも幅が狭いので使いずらい。バスルーム内のスペースはあるのだから、もう少し余裕のある設計にして欲しかった。
バスルーム内のトイレットペーパーや鼻紙は、ターンダウンが終わると必ずひ
らひらと飾り付けられていた。

きれいに飾りをつけてくれる

明日の天気とアクティビティ
ターンダウンの時には毎回、いつもの翌日の天気とアクティビティの案内に、バスルームと同じく一片の花を置いていってくれた。アクティビティは曜日によって少しずつ内容が変化していった。
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