[12月29日(水)]
高雄

近郊電車
ラウンジで朝食をとった後、左営蓮池潭公園に行くことに。まずはホテルからタクシーで高雄駅に向かい、そこから普通電車で一駅目の左営駅へ。
駅から徒歩5分程のところに公園はある。途中アメリカンスクール等があるが、元々左営は海軍の街だったらしい。
左営駅
公園は広々としており、その大部分を大きな池、蓮池が占める。その蓮池に浮かぶように「龍虎塔」が建っている。
それぞれの口から中に入ることができ、口の中の通路は仏教の教えみたいなのが絵で描かれている。
塔自体は七層になっており、当然エレベータなんかは無し。はーはー言いながら塔を上ると、そこは一面に公園を見渡せなかなかの景色。
その後、公園を散策しながら孔子廟へ。せっかくなのでお参りをしようと線香を買おうとするが、生憎1000NTW札しかない。
どうやらおつりがないらしく、お金はいらないよ、といわれて線香をタダで貰ってしまった。
さて、そろそろホテルへ戻って帰り支度をしなくてはならない。台北に戻るのには鉄道を利用した。本当は時間が惜しかったので飛行機を利用したかったのだが、台北〜高雄間は2005年中には新幹線が開通する予定。当然新幹線が開通すれば、平行在来線の特急はほぼ全廃されると思われるので、いまのうちに乗っておこうと思いあえて鉄道を利用することに。
自強号

コンシェルジュが常駐するラウンジ
ちなみにチケットはホテルのコンシェルジュにお願いして取ってもらったのだが、チケット代に10%の手数料を取るのは良いとして(事前に説明があった)駅までタクシーで買いに行ったのか「チケットを取得するのにかかった費用」に230元、それまではまだ良いとしても、さらにそれに10%の(23元)手数料まで請求されていた…なんかちょっとせこいぞ!
タクシーで高雄駅に到着後、旧高雄駅を見学に。日本統治時代からの建物らしく、歴史的価値のある建物だ。新駅立替時にはそのまま台車を使って現在の位置に移動したそうな。そしてホームにあった屋根は、現在高雄市内の公園等あちこちにちらばって第二の人生を歩んでいる。日本でも駅舎の保存はるが、ホームの屋根まで保存・再利用というのは無いんじゃないかな?その発想がとても新鮮に感じられた。
新高雄駅構内

旧高雄駅
さて肝心の旧高雄駅構内は、現役時の様相を知らないのでなんともいえないが、がらんとした印象。駅や市の歴史をパネルで展示してあるだけだった。インフォメーションセンターらしきものがあるものの、誰もいない。
台湾の鉄道の詳しいレポートはこちらを参照してください
さて、車内はほぼ満席の状態。中には迷彩服を着た軍人さんの姿もちらほら。
乗車前に購入した弁当は80元で、日本のお弁当に比べると暖かくてかなり美味。

高雄で買った駅弁
高雄駅の周辺は工事の真最中で新幹線のホームができるものだと思っていたのだが、高雄駅から数駅目のところに真新しい駅が建設中なのを発見。おそらくそちらが「新高雄駅」というような新幹線用の駅なのかな?高雄市内からはかなり離れており、周りにはなにもない。
途中寝ていたので気が付かず、苗栗あたりから気が付いたのだが、台北近郊の駅には自動改札機が導入されていた。昭和の雰囲気がただよう懐かしい駅舎にぴかぴかの自動改札機がなんともミスマッチな感じが。
自強号の車内

台北駅に到着
そして列車は無事に台北駅に到着。台北駅の改札口で記念に切符をもらおうとすると、おじいちゃんの改札員は「えくすきゅーずみー」と言い終わる前から満面の笑みをうかべて無効印を持って待ち構えてくれていた^^;
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