[12月14日(金)]
台北
午前中は台湾で一番の名所、故宮博物館へ行ってきました。博物館はやたらだだっ広く、これでもかといわんばかりに中国四千年の秘宝が並べ立ててあります。
軽く見て回るだけでも午前中いっぱい使ってしまい、普段運動不足の私にとってはしんどかったです。
やっぱり日本の観光客が多く、あちこちから日本語が聞こえ、日本語の解説はいたるところで無くなっていたので、しかたなく英語の解説をもらってきました。
さて午後は台北の中心地に戻り昼食をとった後、台北駅前の三越に行きました。ほかにも日本のデパートはそごうもあるそうです。ちょうどバーゲンが始まったらしく、平日の昼間だというのにすごく混んでました。ここでは財布とウィーンで聴く演奏会用の靴と鞄を持ってくるのを忘れたので買いました。なんかしょっぱなから無駄な出費をしてるな〜とは思いつつカードで買い込み、その後CDショップへ。とにかく安かったです。日本の歌手のCDなんかたいてい100〜200円くらいで売ってました。でもクラッシックのCDは殆ど輸入しているせいか、人気がないせいか、日本より1〜2割り安いかな?って程度だったので買ってきませんでした。
そうこうしているうちにそろそろ夕方になってきました。21時頃出発の便なので、まだ昼ごはんがお腹の中に残っているなか、早めの夕食をとって家に戻り、空港まで送ってもらいました。
[台北→ウィーン]
BR0061
TPE 21:05 → VIE 06:40
デラックスクラス
さ〜てウィーン行きの飛行機はどこかしら…ってよ〜くさがしてもどこにもない!え?出発日間違えたか!?あれ、同じ便名でバンコク行きってのはあるけど…あせってる私に代わって友達が航空会社のカウンターで聞いてもらうと、どうやらウィーン行きの飛行機はバンコク経由らしい。でもそんなことチケットにも空港の案内表示にもどこにも書いてないじゃ〜ん。でも事情は解ったんで、友達と二週間後の再会を約束して別れ機内に乗り込んだのでした。
乗って早々に機内食が…さっき食ったばかりでお腹がいっぱいだけど、残しちゃもったいないからだいたい食べました。もー食えん!
タイの首都、バンコクまでは約4時間の旅。台湾とは1時間の時差があるので、現地時間の深夜0時に到着。予想外の国に訪問することになってちょっとラッキー。と思って機外に出たとたん、むわ〜っと暑さが立ち込めてきました。そりゃ、なてったって赤道に近い国、外は深夜にも関わらず30度近くありました。すっかりウィーンに行く気でコートなんかしっかり着込んで降りた身には地獄でしたね。半袖姿の作業員が不思議そうな目で見てました^^;でも空港内はさすがにエアコンが効いていたのでさほど暑くはなかったです。
建物の入り口では係員が乗り換え票みたいなのを配っていて、それを受け取ってから空港内に。ちゃんと乗り換えられるか不安…こんなとこで荷物もなく置いてけぼりにされたらどうしよう?なんて考えながら、ターミナルの中の免税品店をひやかしてました。こんな深夜でもしっかり営業していました。
空港内はまったく聞き取れないタイ語(?)と怪しい英語と日本語のアナウンスが交錯しているんですが、なんとなく「Vienna」と言ったような気がしたので乗り換えデッキに向かいました。ここでも一回X線の検査をしたんですが、羽田同様全然チェックは厳しくなかったです。
さて、今度こそようやくウィーン行きの飛行機になった機内に乗り込むと、ここからぐっと西洋人の比率が高くなってました。ここからウィーンまでは約12時間のフライトです。乗ると…また機内食が出た!!さすがに今日3回目の夕食はそんなに食べられずに残してしまいました。
機内は映画のプログラムがなかなか豊富でした。ディズニーの新作「アトランティス」なんかもあって、機内はたいくつしませんでした。飛行ナビゲーションを見ると…何故か飛行機は横に進んで、インド・パキスタン上空を飛行中のようです。きっと真っ直ぐ行くとアフガニスタンあたりを通るからでしょうか?でも後で知ったのですが、ちょうどその頃にインド国会襲撃事件とかあったんですよね。今思えばちょっと恐いです。食べ過ぎと歩きつかれたので、その日はすぐに寝れました…
12/1312/15
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