リレーつばめ

リレーつばめ57号(57M)
2007年11月24日(土)
博多 18:30 → 熊本 19:51
DXグリーン車
今回の九州内最後の列車は783系「リレーつばめ」号だ。JR九州では初期の頃に投入された車両だが、今でも他の車両と遜色なく活躍している。
出入り口も大きくスペースがあり、木目の壁が落ち着きをかもし出している。元々は西鹿児島(現・鹿児島中央)までの「つばめ」号として運行されていたが、九州新幹線の開業でその名前をゆずり渡し「リレーつばめ」号となり、運行区間も新幹線が発着する新八代までとなった。
こちらは普通のグリーン車。今朝乗った「有明」号とは同じ車両ながらデザインが違う。
そして1号車最前列にたった3席しかないDXグリーン車。普通のグリーン料金より割高に設定されている、JR九州独特の座席区分だ。
DXの名に恥じないなかなか豪華な作りだ。シートは航空機のビジネスクラスのようで、電動で背もたれとフットレストが動きほぼ水平に近くなる。
窓際の木目も同じ色で統一されていて、他の車両と同じ作りでもより高級感を出している。
運転席側の壁にはハンガーが用意されていて、側面の壁には絵画も飾られている。
足元も今までのグリーン車に比べ、倍以上のゆとりの空間がある。当然スリッパも用意されていて、木の足載せもある。が、あまりにも広くて全然届かなかった。
こちらは普通のグリーン車との仕切り。通路にドアはなく完全には仕切られていないが、すりガラスでプライバシーは保たれている。
普通のグリーン車でも飲み物はサービスされるが、DXグリーン車ではおつまみが専用のトレイに載せられて用意される。テーブルも木製で出来ていて落ち着いた雰囲気だ。
ゆとりの時間もあっという間に過ぎてしまい、目的地熊本に到着した。この列車はこの先新八代まで行き、新幹線「つばめ」号に接続する。
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