有明

有明12号(1010M)
2007年11月24日(土)
博多 11:44 → 小倉 12:35
グリーン車
長崎からの「かもめ」で博多までやってきた。この後この「有明」に乗って小倉まで行く。
車両は元々在来線の「つばめ」用に開発された787系。九州新幹線が開業するまでは長らく「つばめ」専用だったが、最近では「有明」でも787系を使用するようになった。あちこちのロゴ等が「つばめ」から「有明」に変更されている。
1号車は号車表と座席表が一緒に幕式になっている。
他の車両は行き先表と車両区分が分かれている。
この787系でもフリースペースが多い。この車両が現在のJR九州のその後の流れを作ったようなものだ。
こちらは普通車の車内。九州新幹線開業の前後に車内の内装も何度か変更されている。
こちらはグリーン車の車内。横3列のゆったりした空間だ。「有明」用の787系には「リレーつばめ」に設置されているDXグリーン車がないので、奥は運転室の壁が見える。
こちらは2人掛けのシート。こちらの方がクッションの厚みが良く「かもめ」のグリーン車よりも座り心地が良い。どことなく新幹線300系のグリーン車に似ている。
小倉寄りのグリーン車の一番前。普通車とは半透明のガラスと仕切られている。ここだけ大きめの木の机が置かれ、JR九州の車内誌等が置かれている。さらに引き出しもついていて、まるでホテルの一室のようだ。床には足載せとスリッパも用意されている。
おなじみのコンセント。JR九州のグリーン車ではもはや標準装備なのだろうか。新幹線でさえ、最近になってようやく設置し始めたことを考えると、JR九州のサービスがいかに先を行っていたかが解る。
こちらは一人掛けのシート。さすがにこの時間帯にグリーン車に乗る人は少ないのだろうか、貸切状態だった。
同じく1人掛けシートの小倉寄り最前列。2人掛けシート同様、小さいながらもテーブルが用意されている。
グリーン車の入り口の一角に荷物置き場があった。海外旅行に行くときなどはこういうスペースがあるのは便利だ。しかも普通なら車端にあるので座席からは見えない位置にあって不安になるが、狭くて入り口のあるグリーン車の室内にあるので、防犯上も安心できる。
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