近江鉄道ミュージアム
(その1)

2014年05月04日(日)
1923年芝浦製作所・石川島造船所製の40t級電気機関車、ED31形3号機。、元伊那電気鉄道のデキ1〜5で、1952年に国鉄に買収された後、ED31形と改称された。国鉄で1955年から廃車された後、西武鉄道に譲渡され、その後1960年に近江鉄道へ再譲渡された。武佐〜近江八幡間の東洋カーボンの貨物列車として1986年まで活躍しその後、工事用列車として使用されている。
こちらはED31形4号機。
1926年、ジェネラルエレクトリック社製の60tクラス電気機関車、ED14形1号機。国鉄が東海道本線電化時に輸入した機関車で、当初は1060形と呼ばれていた。私鉄の電気機関車としては西武のE851形に次ぐパワーを持つとされる。近江鉄道には1962年に譲渡され、彦根〜多賀間の石灰石輸送に1986年まで活躍した。その後は1988年まで石油輸送に従事したがこちらも廃止され、その後は積雪時の除雪車として使用されている。
ED14形2号機。
ED14形3号機。
1930年、東洋電気・日本車輌製の30tクラス電気機関車、ロコ1101形。阪和電気鉄道が発注し、南海を経て国鉄の阪和線で使用されていたが、1950年に廃車となり近江鉄道へ払い下げられた。 その後、彦根駅構内および住友セメント彦根工場専用線の入換え専用として1986年まで活躍していた。
(その2)
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