はやとの風
(その2)

はやとの風2号(7022D)
2008年05月22日(木)
鹿児島中央 09:27 →吉松 11:01 (自由席)
霧島温泉駅に到着。乗客の乗降はなかった。
大隅横川駅に到着。嘉例川駅と同時期に建設された木造駅舎だ。
ホームの柱には第二次世界大戦中に銃撃を受けた時の弾痕が残っている。
列車は再び山間部をぬって走る。途中で普通列車と交換したり、栗野駅に停車した。
「はやとの風」は終点の吉松駅に定刻通りに到着。古いホームに不釣り合いなピカピカの車両が停車している。
ホーム上には昔ながらの売店や駅弁売りがある。まるで昭和に戻ったような光景だ。
肥薩線、吉都線の列車は今でもサボを使用している。そのサボ入れがホームに設置されていた。
かつての交通の要衝だった吉松駅は鉄筋コンクリートの立派な駅舎だ。
駅にはかつての鉄道全盛時代の面影を伝える展示館がある。
小さな展示館だが、かつて使われていた設備がそのまま残されている。
駅前にはかつてここ吉松から肥薩線や吉都線で実際に使用されていたC55型が静態保存されている。保存状態は良好だ。
運転席内部にも入れる。ここもきれいに保存されていた。
肥薩線の前身、肥薩鉄道が開業してから100周年を記念する碑がSLの動輪と共に残されている。
こちらも開通記念碑。この鉄道が開通したことにより、東京から鹿児島までが一本の線路で繋がれた。
鉄道院時代の明治45年製のおそらくホームの市中。こんなものも記念として残されていた。
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