はやとの風
(その1)

はやとの風2号(7022D)
2008年05月22日(木)
鹿児島中央 09:27 →吉松 11:01 (自由席)
JR九州の異色の特急「はやとの風」号。普通の特急と違って都市間を高速で結ぶのではなく、風光明媚な観光地をのんびりと走る観光特急だ。
この列車の最大の魅力、観光用に眺望を良くするための展望コーナー。足元から天井にかけて全体が良く見渡せるようになっている。
九州新幹線と同時に登場した「はやとの風」。定期列車になったのは2006年からだ。種車は普通列車用のキハ47形だが、専用塗色に専用のエンブレムと特別な外観になっている。
列車は定刻通り鹿児島中央駅を出発。途中で455形が留置されていた。中には元グリーン車から改造された車両も組み込まれていた。
しばらくすると錦江湾沿いに列車は走る。車窓からは桜島が良く見える。
肥薩線に入ると一転して沿線の風景が変わって山間部になった。
途中の嘉例川駅で5分間の停車。観光用の為の乗客サービスだ。
嘉例川駅は無人駅だが、100年以上前に開業した木造駅舎だ。駅舎内には往時の写真や備品等が展示されている。
5分間の停車中に乗客は記念撮影。こういう余裕のある旅行も楽しくて良い。
ホームは一面単線。かつての立派なホームが往時の面影を残している。
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