船の科学館
(その7)

2011年09月24日(土)
第十士官寝室。こちらも士官室としては狭そう。
南極といえばタロとジロというくらい有名な犬達の犬小屋がこの下にあったそうな。暑さに弱いカラフト犬のためにわざわざクーラーもついていたそうな。
アイスクリームフリーザー。南極は寒いと思いがちだが、日本から南極へ行くためには一度赤道を通らないといけないのでその暑さ対策の一環として設置されていたらしい。
歴代の南極観測隊長が使用した部屋。観測隊員達は一般人なので、船長や他の自衛隊員とは違う扱いらしい。
第六航海科倉庫。艦の航行に必要な小物類をしまう倉庫らしく、今は信号旗等が並べられている。
基本的に旅客船ではないので通路は薄暗く、配管等もむき出しだ。
第十一士官寝室。一段ベッドが2つの配置だ。
第十二士官寝室。こちらは2段ベッドが2つだが、2人用らしい。
第十三士官寝室。狭い窓から空気を取り入れるためのエアスクープが机の上に置いてある。
宗谷時代の防寒衣を来たマネキン。なぜか肩にはぬいぐるみが…
治療室。ここで本格的な外科手術も行えたらしい。
第四士官寝室。ここはソファもあり部屋も広いので高官用の部屋だったのだろうか?
元々この部屋は第一暗室として使用され、その後生物観測室、最後に士官寝室と改装が続いた。
通信長室。通信長はそれなりに偉いのかここもかなり広い部屋。でもソファのシミくらいきれいにしたらいいのに…元々はこの近辺が気象と海洋観測室となっていて、各種観測装置が設置されていた。
こちらはその通信室。今から見ても、艦の規模からするとかなりの重装備なのが分かる。
あまり中が良く見えなかった船長室。艦の一番偉い人で、観測隊長よりも遥かに良い部屋。ここには浴室も設置されていたようだ。
場所は変わって艦橋の様子。どこまでが戦前の装置を使っているのか分からないが、伝声管に当時の面影を感じる。
(その6)
鉄道のトップに戻る
トップに戻る