あかつき
(その4)

あかつき(33)
2007年11月23日(金)〜11月24日(土)
京都 20:02 → 長崎 08:55
シングルデラックス
最後は他に連結されている車両を見てみよう。
「あかつき」最大の特徴である、日本で唯一の「レガートシート」。グリーン車並のシートに特急指定席券だけで乗れる。同じ車両の区切られた奥の方は女性専用席と洗面所になっている。
車端にはフリースペースのロビーが設けられていて、なかなかくつろげる空間となっている。
自動販売機もこことA寝台車に設置されている。実は種類やストックはA寝台車にある自販機よりもここの方が豊富だったことに、朝写真を撮りにきて初めて気が付いた。
カード式公衆電話はここだけの設備だ。でも携帯が普及した現在、わざわざここからかける人がどれくらいいるのだろうか…
次は「シングルツイン」+「ツイン」のオハネ14型の洗面台。A個室寝台以外の人は、各車両に設置されているこの洗面台に行くことになる。
緑を基調にリニューアルされている。後で見てもらうと分かるが、各地で余剰となった車両を寄せ集めた編成なので、車両毎に洗面台の色や配置が違っていたりする。
シングルツイン側の通路部分。両側に個室が並んでいるので外光が入らず、朝でも廊下は暗い。
こちらは同じ車両でもツイン側の廊下。こちらは片側通路なので窓があって明るい。
オハネ15型350番台、一人用B寝台個室「ソロ」の入り口。自動扉になっていて、デザインも凝っている。
この車両の洗面台もリニューアルされているが、さきほどのオハネ14型とはまた違う感じに仕上がっている。
一人用B寝台個室のドアが両側にずらりと並ぶ。やはり外光が全く入らないので朝でも廊下は暗い。
朝になって既に乗客が降りて部屋のドアが開いている室内を見学してみた。こちらは下段側。このように昼間は間を跳ね上げて座席として利用できる。
こちらは上段側。室内には急な階段がある。が、眺望は抜群だ。
さすがにA寝台よりは狭いが、プライバシーが保てるのは良いですね。誰かの寝た後がそのままになっている^^;
この車両は最初から「あかつき」用にオハネ15から改造された車両。
最後は普通B寝台車。昔ながらの変わっていない雰囲気が漂う。
今となっては陳腐化した車両だが、一応リニューアルしていて少しはキレイになっている。確かに、今時これくらいの設備に6000円払おうと思う人はあまりいないだろう。
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