あかつき
(その1)

あかつき(33)
2007年11月23日(金)〜11月24日(土)
京都 20:02 → 長崎 08:55
シングルデラックス
08年春のダイヤ改正で廃止される寝台特急「あかつき」・「なは」に乗る為に京都駅までやってきた。三連休の初日とあって、京都駅はものすごい混雑だった。
とりあえず出発までの間、京都駅に発着する列車を駅撮。その後、駅構内にある「あかつき」「なは」の痕跡をチェック。
往路は「あかつき」で長崎まで、復路は「なは」で熊本からの乗車予定。寝台列車の衰退で両列車も鳥栖まで併結運転。それでも廃止しなくてはならないほど、普段は乗車率が悪いらしい。
「あかつき」・「なは」の併結部分。左が5号車「あかつき」のスハネフ15形、右が4号車「なは」のオハネフ25形2000番台。一昔前では14系と24系25型の併結など考えられなかった組み合わせだ。
そして「あかつき」の最後尾10号車、オハ14型300番台「レガートシート」車。関西発の九州ブルーとレインの名物車両も、これを機に引退となるのだろう。
「あかつき」8号車オハネ15型350番台、一人用B寝台個室「ソロ」。もともと最初から「あかつき」用に改造された車両。上下二段に分かれている窓が特徴だ。
「あかつき」7号車オハネ14型300番台、、一人用B寝台個室「シングルツイン」+二人用B寝台個室「ツイン」。手前の窓が一列なのが「シングルツイン」、奥の窓が上下二列になっているのが「ツイン」。元は「出雲」用に改造された車両だが、「出雲」廃止に伴い「あかつき」に転用された車両。
「なは」側のサボ。「あかつき」とサボのデザインが違うのは、「あかつき」がJR西日本所属の車両で「なは」がJR九州所属の車両だから。
そうこうしているうちに京都駅発車時刻となり、列車は静かにホームを離れた。
大阪を出発してしばらくしてからトラブルが発生。どうも私の部屋の外で誰かが騒いでいる。しかも私の部屋を自分の部屋だと勘違いしているようだ。しばらく無視していたが、一向に間違いに気が付かないらしく鬱陶しいので外に出てみると、ジパングクラブの手帳を持ったおじいちゃんとその家族がいた。
おじいちゃんの切符をチェックしてみると、日付を一日間違えて昨日の切符を持っていることに気が付いた。ちょうど車掌が来たので後は頼んで自室に戻ったが、さっき車内放送で今日は全車満室だとの放送があったので、その後どうなったのだろうか。少し気になる。
写真には撮れませんでしたが、明石を過ぎる頃、車内放送で左手に明石海峡大橋がライトアップされて見えます、とのアナウンスが。結構、粋なサービスもやっているもんです。
その後一眠りしていると、あっという間に下関に到着。直流区間のEF66はここまで。
EF66が機関車付け替えの為に離れると、先頭の「なは」のカニ24が見えます。節電の為か、トレインマークは点灯していませんでした。
そして関門海峡専用のEF81が連結。この寒いのに数人のテツが解結風景を写真に収めていました。(私もそのうちの一人ですが…)
そしてあっという間に関門トンネルを抜け九州に上陸、門司に到着です。ここで再び機関車をED76に付け替えます。
「あかつき」・「なは」の連結面。ドアが開いていて、お互いのトレインマークが良く見える。
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