16はまなす
(その3)

201
はまなす号
2016年01月10日(日)
青森 22:18 → 札幌 06:07
B寝台
国鉄時代から続く標準的な開放式B寝台。カーテンやモケットの色等が交換されているが、基本的には国鉄時代から殆ど変っていない。
今回は上段寝台しか切符が取れなかったので、独特のはしごを登って上段の自分の寝台に移動。きれいに整えられたシーツや浴衣が素晴らしい。
上段寝台の奥、通路の真上は荷物置場になっている。
通路には引き込み式の椅子が用意されているが、一部壊れていて使えないものもあった。昔はここに灰皿が備え付けられていて、寝台では禁煙だったものの通路ではタバコが吸えた。
デッキ部分も殆ど昔のままだ。この列車に乗っている間は30〜40年くらい前にタイムスリップしたような気持ちになる。
寝台車側の最後尾には緊急脱出用のはしごが常備されている。
函館で最後尾になった寝台車は、札幌に到着する頃には雪が舞い上がって窓に付着して真っ白になっている。
女性専用の更衣室もある。中はパウダールームのように鏡や台等も設置されているらしい。
以前は北斗星用に改造された車両は、こういった装置も付けられている。
トイレも化粧板の色等が変わったくらいで構造は殆ど昔のまま。
しかし洗面台は大幅に改造されている。
(その2)(その4)
鉄道のトップに戻る
トップに戻る