イギリス国立鉄道博物館 (その11) |
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2014年08月07日(木) |
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1897年製、LSWRで使用されていたクラスM7 旅客急行用蒸気機関車245号機。例によって当時は1400GBPで購入されたらしく、正式な引退は1962年とかなり長期間使用された機関車のようだ。一緒に連結されているのは一等、二等、三等合造客車。 | |
1959年製、BRで使用されていた鮮魚専用貨車。貨車全体が断熱構造になっていて、そこに氷を敷き詰め急行列車に連結して全国に輸送した。 | |
1931年製造、GWRの主にロンドン〜ヨーク間で使用されたフルーツ専用の貨車112884号。内部に特殊なベンチレターを配置し、気温を一定に保つことができたらしい。 | |
1880年代〜1930年代に使われた荷物車。といっても日本の荷物車とは違い、列車内の乗客の為の荷物車で、当時の客車には大きなカバンを置く余裕がなかったためにこういう車両が作られた。出発駅・到着駅でポーターが直接この車両に乗客の荷物を運び入れるシステムになっていたようだ。 | |
1974年製、BRで使用されたクラス87電気機関車 の初号機87001号。ロイヤル・スコットの愛称を持ち主にロンドン〜スコットランド間の西海岸ルートの電化に伴い使用され、インターシティ―を牽引して21世紀になるまで活躍した。 | |
1970年代に導入されたプルマン社製のインターシティー用のスタンダードクラスの車両で、イギリスの鉄道としては最初にエアコンを搭載した。 | |
ステーションホールと名付けられたとおり、駅の雰囲気満載だ。ただこの時は閉館間近で、博物館のスタッフに追い立てられるように急いで写真を撮りながら見て回っていた。 | |
昔の駅構内にあったパブをそのまま再現し営業しているもの。 | |
こちらは昔の食堂車をイメージしたレストランで椅子は本物を使用している。こちらも残念ながら時間がなくて利用できなかった。 | |
最後に変わり種を。これはケント & イーストサセックス鉄道のテンテーデン?駅で使用されていた馬車。まだ主要都市しか鉄道が開通していない時代、そこから地方に移動するにはまだ馬車が主役で、これは鉄道会社が運営した馬車になる。 | |
1880年代のメリーウェザーの消化ポンプ。鉄道草創期は当然蒸気機関車だらけなので、常に火災の危険は付きまとい、駅や鉄道関係の施設には必ず専用の消防隊が配置されていた。これは当時最新だった蒸気ポンプで、火災発生時には10分以内に消防隊は現場に駆け付けることが可能だったらしい。 | |
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