13フワランポーン駅
(その3)

2013年12月23日(月)
一番端のホームには、チェンマイ行の列車が停車していた。おそらく、この日の時点でチェンマイ方面の北本線が土砂崩れで不通になっている関係で、ここで留置されているのだろう。B寝台の洗面所付近は日本時代と殆ど雰囲気が一緒だ。
車両端のドア。日本語の「おす」という字をわざわざ残して「PUSH」というシールを貼ってくれているのが嬉しい。
寝台内の様子。この車両は元々開放式寝台だったが、タイに譲渡する時にコンパートメント仕様にするためにドアが後付けされた車両だ。他にもカーテンやシートの生地が交換されている。
車掌室の内部。現役の時に使われていた装置等は殆ど取り払われている。
緩急車の愛称表示。中はカラになっていた。
タイの鉄道はメーターゲージなので、日本の車両は一回り大きい。その大き目の車両がホームに連なっていると立派に見える。
日本でも変り種の改造社だったオハネフ25・300番台。車掌室の裏側に荷物室を増設した車両で、今は寝台用のリネン類を積んでいるらしい。
元一人用A寝台個室のオロネ25。現在は一等車として利用されている。この車両だけではないが、タイの低いホームに合わせた増設下段デッキが特徴的だ。
車内は同じくカーテンやシート生地が変更されている。以前見た時は使われていないビデオ装置がそのままになっていたが、今では塞がれてしまっていた。それ以外は客室内に大きい変化はないようだ。
こちらは車内を改造された12系客車。日本のグリーン車よりも立派なシートが取り付けられているが、なぜか掃除のおばちゃんが座って新聞を読んでいた。
(その2)(その4)
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